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『ザ・バットマン』ロバート・パティンソン&『パラサイト』ポン・ジュノがタッグか ─ 氷の世界の使い捨て調査員を描くSF、ワーナー製作

ポン・ジュノ&ロバート・パティンソン
Photo by Dick Thomas Johnson https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Okja_Japan_Premiere-_Bong_Joon-ho_(37867629864).jpg | Maximilian Bühn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Robert_Pattinson_Premiere_of_The_Lost_City_of_Z_at_Zoo_Palast_Berlinale_2017_03.jpg | Remixed by THE RIVER

THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)などのロバート・パティンソンが、ワーナー・ブラザースによるSF映画にて主演交渉中であることがわかった。さらに監督・脚本には、『パラサイト 半地下の家族』(2019)にて世界中の映画賞を総なめにした鬼才、ポン・ジュノが交渉中だ。Deadlineが報じている。

本企画の原作となるのは、エドワード・アッシュトンが執筆した小説『Mickey7(原題)』。2022年の第一四半期に米国で出版される同小説は、「ニヴルヘイム」と呼ばれる氷の世界を植民地化するための任務に派遣された調査団を描く物語。彼らは任務が危険過ぎる場合には、“ミッキー”と呼ばれる使い捨ての体に乗り換える。“ミッキー”は一度死ぬと、ほぼ全ての記憶を継承したまま新しい体が再生される。6回の死を経て、主人公の“ミッキー7”は、隠された真実に気づくのだった。

「氷の世界」というと、『スノーピアサー』(2013)を彷彿とさせられるが、ポン・ジュノ監督のこれまでの脚色経験を踏まえると、最終的に小説とは異なる内容になる可能性があるとのこと。交渉が成立すれば、ポン・ジュノ監督率いる「Offscreen」、ブラッド・ピット率いる「Plan B」が共同製作を担当する見込みだ。

ちなみにポン・ジュノ監督は、ワーナー・ブラザースの傘下であるHBOとは、『パラサイト』ハリウッドドラマ化企画でも仕事を共にしているところだ。監督は同企画では製作総指揮を担当している。同じく製作総指揮として名を連ねているアダム・マッケイは、リメイクでも脚色でもないことを明かしながら、「本編と同じユニバースであり、同じ世界を舞台にしたオリジナルストーリー」であると証言していた

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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