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破天荒すぎる『ボラット』、続編撮影中に暴走した市民から銃で撃たれかけていた主演サシャ・バロン・コーエン

ボラット サシャ・バロン・コーエン
User Skssoft on de.wikipedia; Michael Bulcik / SKS Soft GmbH Düsseldorf https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Borat_in_Cologne.jpg

2020年10月23日よりAmazon Primeで配信開始となったサシャ・バロン・コーエン主演のフェイク・ドキュメンタリー映画『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』では撮影時のトラブルがあったようで、主演のコーエンによれば、命に関わる危険なハプニングも起きたという。

2006年公開の第1作『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』から約14年後に製作された第2作では、男尊女卑や反ユダヤ思想を持つカザフスタン人のジャーナリスト、ボラット・サグディエフ(コーエン)が、前作からの汚名を返上すべく、アメリカ政府への貢ぎ物として娘を捧げるミッションに奔走する。

前作では撮影時に周囲の人々を実際に騙した為、訴訟を起こされてしまったという『ボラット』だが、続編でもその暴れぶりは健在。特に本作では、新型コロナウイルスの蔓延やアメリカ合衆国大統領選など、現実の出来事をリアルタイムに反映した物語が展開されており、これらの話題にセンシティブな様子の市民も映し出されている。

このたびコーエンは、コメディアンのスティーヴン・コルベアが司会を務めるトークショーに出演。コルベアは本編より、ボラットがカントリー歌手“カントリー・スティーブ”に扮してロックダウン反対集会の場を訪れ、人前で歌唱パフォーマンスを行う場面について質問。「あのシーンは邪魔が入って撮影が上手くいかなかったと聞きしましたが…」と話しかけると、コーエンは命の危険が迫った出来事の経緯を語り始めた。

コーエンによれば、上述の場面の撮影が行われていたのは、実際にはワシントン州で開かれた銃の反対集会だったのだとか。その場にいたBlack Lives Matterの抗議集団の中に、人種差別集団が紛れていたという。カントリー歌手としてその場に紛れて撮影していたというコーエンだが、途中で自分の正体が気づかれてしまったと話している。

「私に気づいた人が、“サシャ・バロン・コーエンじゃん”って笑いだして、それから口伝えで広がっていきました。その場で出来た集団が怒り始めたんです。それでステージで暴れ回ろうとし始めて。私は運良く隠れることができたんですけどね。」

コルベアのトークショーは当時の様子を捉えた映像を独占入手したそうで、下の動画6分58秒あたりから実際の映像が流れ始める。パフォーマンスを行うコーエンの元に、メガホンを手に怒号を浴びせる白人男性。それに気づいたコーエンはすぐに撮影を中断している。その後避難したのだろう、楽屋と思しきトレーラーで低く身をかがめるコーエン。トレーラーまで押し寄せる暴走者を中に入れないようにと、扉を体全体で引くコーエンの姿はかなりの臨場感だ。

 

驚いた様子のコルベアは、「これはよくある事なんですか?」と問うと、「なかなか起こらないですよ」とコーエン。続けて「ステージで暴れた人の中に銃を取り出そうとした人がいたんです」と緊迫の場面を明かした。「運良く勇敢なセキュリティの人がその人の手を抑えてくれたんですけどね」。破天荒な行動が話題を呼ぶ本作だが、その裏側では命がけの撮影が行われていたようだ。

ちなみに続編はAmazon Prime上で大人気を博している模様。米Varietyによれば、配信開始初週(10月22日〜25日の4日間)にて、米国だけで推定160万世帯に視聴されたといい、これはDisney+配信作品『ムーラン』の初週末視聴世帯数を上回るものだという。

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Source: The Late Show with Stephen Colbert

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。

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