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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』悪役サフィン、重要な過去が判明か

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
Credit: Nicola Dove © 2019 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

『007』シリーズ第25作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でジェームズ・ボンドの前に立ちはだかる正体不明の敵、ラミ・マレック演じる悪役サフィンに関する重要情報が浮上してきた。どうやらこれまでに登場したアノ組織が関わっているようで…。

この記事には、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のネタバレと捉えうる内容が含まれています。

シリーズ最凶とも言われる悪役サフィンについては、その多くが不明。現時点で分かっていることといえば、火傷の跡と思われる傷を負ったその顔面、危険な最新技術を操るということ、前作『007 スペクター』(2015)から登場のマドレーヌ(レア・セドゥ)とは旧知の間柄であること、「世界をよりよくしたい」という思想を持つことなどが挙げられる。

漠然とした情報しか揃っていない現時点で独自に情報を入手したのだろうか、英GQは以下のようにサフィンの過去を記している。

サフィンは、スペクターの元暗殺者で、テロの世界の実力者。

この情報で鍵となるのは、“スペクター”だろう。『007 スペクター』のタイトルに含まれるこの言葉は、前作でボンドと対峙したヴィラン、クリストフ・ヴァルツ演じるフランツ・オーベルハウザー/エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドがトップの座につく犯罪組織の名だ。ボンドを追い詰めたブロフェルドだが、暗躍の末に逮捕されている。

悪役はサフィンであるはずの『ノー・タイム・トゥ・ダイ』だが、本作にはブロフェルドも再登場を果たす。公開されている予告編では、収監されたブロフェルドにボンドが再会。その際、ブロフェルドは「彼女(マドレーヌ)の秘密を知った時に、君に死が訪れる」と意味深な内容をボンドに告げている。

ともあれ、本当にサフィンがスペクターの元暗殺者ならば、再び姿を表すブロフェルドとの繋がりも考えられる。つまり、両者が互いを知っているのかもしれない、ということだ。実際のところ、本作でサフィンとブロフェルドの直接的な関係が描かれるのかは不明だが、2人にはジェームズ・ボンドという共通の敵がいる。“スペクターの元暗殺者”というサフィンの肩書きが、果たしてどれだけの影響を本作に及ぼすのか、注目したいところだ。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、シリーズ21作目『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)からジェームズ・ボンド役を演じてきたダニエル・クレイグにとって最後のボンド映画。脚本・監督は『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)、ドラマ「トゥルー・ディテクティブ」のキャリー・ジョージ・フクナガが務め、主題歌にはビリー・アイリッシュがシリーズ史上最年少で起用された。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2021年公開。

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Source: GQ

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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