『スター・ウォーズ』ジョン・ボイエガ、『ミッドサマー』ジャック・レイナー、『ローグ・ワン』フェリシティ・ジョーンズら、復讐スリラーで共演

『スター・ウォーズ』新3部作のジョン・ボイエガ、『ミッドサマー』(2019)のジャック・レイナー、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のフェリシティ・ジョーンズらが、スリラー映画『ボーダーランド(原題:Borderland)』で共演することがわかった。米Deadlineが報じている。
『ボーダーランド』の主人公は、アイルランドの自警武装集団に属するマイケル(レイナー)。国境での待ち伏せ作戦が失敗した際、マイケルは妊娠した妻が特殊空挺部隊の軍曹テンペスト(ボイエガ)によって銃殺される瞬間を目の当たりにする。テンペストは対テロ組織への極秘軍事作戦を率いるため、ロンドンへと帰還。一方、妻の死への復讐に燃えるマイケルはテンペストを仕留めるべく、大破壊をもたらす容赦ない武装組織ASUに入隊する。
監督を務めるのは、韓国映画『箪笥』(2003)のハリウッド・リメイク版『ゲスト』(2009)を手がけたチャールズ&トーマス・ガード兄弟。製作は『ファニーゲーム U.S.A.』(2007)のクリス・コーエンが務め、ジョーンズが製作総指揮を兼任する。脚本は、ガード兄弟が『パブリック・エネミーズ』(2009)のローナン・ベネットと共に執筆。撮影監督には、『パディントン』シリーズのエリック・ウィルソンが就任している。なお、撮影は2021年初頭を目処に、イギリス国内にて開始される予定とのこと。
上述の3人のほか出演者には、『ネオン・デーモン』(2016)『クイーン&スリム』(2019)などで知られるジョディ・ターナー=スミスが参加している。ちなみに、本企画の前身では、『フィフティ・シェイズ』シリーズのジェイミー・ドーナンと『ハンガー・ゲーム』シリーズのサム・クラフリンの起用が検討されていたという。
この度の発表に際して監督のガード兄弟は「『ボーダーランド』は復讐によって加速していくチェイス・ムービーです。現代に向けた強いメッセージとドキドキのアクションが融合しています」とコメントしている。「脚本は、筋書きとキャラクターに突き動かされたものになっていて、それが一流の出演者たちを惹きつけていることに私たちは興奮しています」。
Source: Deadline