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人気ゲーム『ボーダーランズ』実写映画化が始動 ─ 『ホステル』イーライ・ロス監督が就任、「新たな傑作つくる」と意欲

『ボーダーランズ3』レビュー
©2019 Take-Two Interactive Software, Inc. All rights reserved.

人気シューティングRPG『ボーダーランズ』シリーズを、『ホステル』シリーズや『ノック・ノック』(2015)などで知られるイーライ・ロス監督が、実写映画化することがわかった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

Gearbox Software開発の『ボーダーランズ』は、シューティングRPGの金字塔とも呼ばれるほどの超名作シリーズ。銀河の惑星“パンドラ”を舞台に、プレーヤーは宝を探し求めるヴォルト(トレジャー)ハンターとなり、モンスターや無法者たちと戦うゲームとなっている。ゲーム版での特徴はやはり独特な世界観に加えて、頭を撃てば脳みそが飛び散るなど、極めてグロテスクな描写が多いことだろう。したがって、『キャビン・フィーバー』(2002)『グリーン・インフェルノ』(2013)など、容赦ない残酷描写で知られるロスが監督に就任したことは決して不思議なことではない。

『ボーダーランズ3』レビュー
©2019 Take-Two Interactive Software, Inc. All rights reserved.

映画化の発表にあたり、イーライ・ロス監督は以下のようにコメントしている。

「『ボーダーランズ』の世界に飛び込めることに大変興奮しています。本プロジェクトにおいて、今回よりも優れた脚本、製作チーム、スタジオは他にはないでしょう。私は(本作を手掛ける映画製作・配給会社)ライオンズゲートとは長きに渡って成功の歴史を築き上げているのです。私たちは共に成長してきましたし、また私の監督としてのキャリアのすべてが、今回のようなスケールと野心溢れるプロジェクトに繋がったのだと感じています。ワイルドで楽しく、無限に創造が広がっていくゲームの世界に、私のエネルギーやアイデア、ビジョンをもたらせることが楽しみでなりません。ゲームのファンだけでなく、世界中に観客を生み出せる、新たな傑作をつくります。」

脚本家には、「チェルノブイリ」(2019)でエミー賞脚本賞に輝いたクレイグ・メイジンが就任。プロデューサーはマーベル・スタジオの創立に関わり、『スパイダーマン』『ヴェノム』シリーズなど多くのアメコミ実写映画を手掛けているアヴィ・アラッドと息子のアリ・アラッドなどが務める。製作はアヴィが率いる製作会社アラッド・プロダクションズとライオンズゲートと共同で担当し、撮影開始は2020年内を予定している。キャストや物語の詳細は発表されていないため、続報が待たれるところだ。

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Sources: Deadline, The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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