チャドウィック・ボーズマン没後4年 ─ ルピタ・ニョンゴやジェームズ・ガンが追悼「悲しみは愛の代償」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ブラックパンサー』(2018)に主演したチャドウィック・ボーズマンが2020年8月28日に亡くなってから、早くも4年が経つ。
MCUが誇る“キング”を称えるため、ナキア役で共演したルピタ・ニョンゴや、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』3部作で監督を務めたジェームズ・ガンが追悼の意を表している。
ニョンゴは自身のInstagramに、生前のチャドウィックのモノクロ写真や自身とのツーショット写真を投稿して追悼。「“悲しみは決して終わらない。だけど悲しみは変化する。それは通過点であり、留まる場所ではない。悲しみは弱さの兆候でも信仰の欠如でもなく、愛の代償なのだ”(引用元は不明)。チャドウィック・ボーズマンを偲んで。永遠に」と美しい引用文を添えて、亡き友への想いを綴っている。
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チャドウィックの死を悲しみながらも、前進し続けているとのニョンゴの意志が伝わってくるメッセージだ。ニョンゴはジョーダン・ピールとタッグを組んだ新感覚ホラー映画『アス』(2019)に主演し、女性キャラクターのアンサンブルチームが激しいアクションを繰り広げる映画『355』(2022)などに出演し、新境地を開拓しながら目ざましい活躍を続けて前進している。
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ガンはInstagramに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのキャラクター、ロケットの人形を抱えたチャドウィックの微笑ましい写真と、同シリーズに主演したクリス・プラットとチャドウィック、自身のスリーショット写真を投稿。「安らかに眠ってください」とのメッセージに、ハートの絵文字を添えて追悼している。
『ブラックパンサー』の続編となる『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022)はチャドウィックの代役を立てずに製作され、劇中ではチャドウィックを称えるかのように、ブラックパンサー/ティ・チャラの葬儀シーンが描かれている。
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Source:@Lupita Nyongo , @James Gunn