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『スター・ウォーズ』フィン役ジョン・ボイエガ、ホラー映画を製作へ ― 『パシフィック・リム:アップライジング』に次ぐプロデュース第2作

『パシフィック・リム:アップライジング』ジョン・ボイエガとスティーヴン・S・デナイト監督インタビュー
©THE RIVER

映画『スター・ウォーズ』現行3部作のフィン役、『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)などで知られる俳優ジョン・ボイエガが、ホラー映画『A Spriggan(原題)』をプロデュースする。ボイエガが映画のプロデュースを務めるのは、自身が主演した『パシフィック・リム:アップライジング』以来2度目だ。米Deadlineが報じている。

『パシフィック・リム:アップライジング』ジョン・ボイエガとスティーヴン・S・デナイト監督インタビュー
©THE RIVER

『A Spriggan』はボイエガの設立した製作会社Upper Room Productionsの第2作で、プロデューサーにはサイモン・ペッグ&ニック・フロストが製作・出演を兼任するホラー・コメディ『Slaughterhouse Rulez(原題)』を手がけたジョゼフィン・ローズ氏も名前を連ねている。夫を亡くしたばかりの母親が、自身の父が所有する孤島のホテルを訪れ、そこで言い伝えに登場する生き物が島をさまよっていることを知るというストーリーになるようだ。

本作のタイトルにもなっている「スプリガン」とは、イギリスの伝説に登場する妖精で、小さい身体に巨大な(しかし子供のような)頭部を持つ醜い容姿が特徴。巨人の幽霊、あるいは巨人の魂が変化したものともいわれており、身体のサイズを自在に変化させる能力を持っている。

監督を務めるのは、低予算のホラー映画『Anti Matter』(2017)で高い評価を受けた新鋭キーア・バロウズ。特殊効果とクリーチャーのデザインは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)や『ゼロ・グラビティ』(2013)などで知られるVFXスーパーバイザー、ニール・コーボールドが就任した。美術監督はアマンダ・マッカーサー、撮影監督は『Anti Matter』でバロウズ監督とのタッグを経験したジェリー・ヴァスベンターが担当すると伝えられている。

なおプロデューサーであるボイエガは、2018年9月現在『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の撮影中。『A Spriggan』のキャスティングは現時点で発表されていないため、ボイエガ本人が映画に出演するのかどうかはわからない。ボイエガはコメントの中で、「フィルムメーカーが主導する世界観、映画的な要素を期待しています」としてバロウズ監督への信頼を述べている。

映画『A Spriggan(原題)』の撮影・公開時期は未定。プロデューサー、ジョン・ボイエガの手腕に期待!

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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