マーベル『ブラックパンサー』超高評価でRotten Tomatoesの認定入り!サントラ配信開始、米国公開迫る

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新映画『ブラックパンサー』が、MCU作品としては異例の高評価のまま、米国の映画レビューサイトRotten Tomatoesの認定を受けている。
『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)のライアン・クーグラー監督が手がけた本作は、2018年2月16日(現地時間)の米国公開を控えて、がぜん盛り上がりを見せる一方だ。先日Rotten Tomatoesにて批評家スコアが初発表された際には、すべてのレビューが好意的評価を示して「100%フレッシュ」を記録していたのである。
その後『ブラックパンサー』には、次々と批評家からのレビューが投稿されて同サイトの基準を満たし、無事に同サイトが品質を保証する「認定フレッシュ(CERTIFIED FRESH)」を受けるに至った。認定を受けた際、本作は「99%フレッシュ」を記録。残念ながら「100%」の牙城は崩れてしまったものの、依然としてそのクオリティには高い評価が寄せられている。
#BlackPanther is now #CertifiedFresh at 99%. pic.twitter.com/VjP4oFXRzg
— Rotten Tomatoes (@RottenTomatoes) 2018年2月8日
なお現在、Rotten Tomatoesにおける『ブラックパンサー』の批評家スコアは「98%フレッシュ」(2月9日17:30時点)。全83件のレビューのうち、81件が肯定的評価、2件が否定的評価を示している。さて、ここからスコアはどのように変化していくだろうか?
『ブラックパンサー』はワールド・プレミア上映から非常に高い評価を受けており、鑑賞者からは「文化的な事件」「ずば抜けて政治的で、これがマーベル映画だということを思い出さなければいけないほど」「史上最もアカデミー賞に近いマーベル・スタジオ作品」といった声があがった。米国公開後、きっとさらなる評判が日本にも届いてくることだろう。
なお本作の注目ポイントは、第60回グラミー賞で5部門を獲得した当代随一のラッパー、ケンドリック・ラマーが音楽のプロデュースを担当したところにもある。2018年2月9日より、彼がキュレート&プロデュースを手がけたサウンドトラック兼コンセプト・アルバム『ブラックパンサー ザ・アルバム』の配信がスタートした。いち早く聴き込んで、来たる本作の日本公開に備えておいてほしい。
映画『ブラックパンサー』は2018年3月1日より全国ロードショー。
Sources: http://comicbook.com/marvel/2018/02/08/black-panther-rotten-tomatoes-certified-fresh-score/
https://www.rottentomatoes.com/m/black_panther_2018/
©MARVEL STUDIOS 写真:ゼータ イメージ