【ネタバレ】『ブラックパンサー』ユリシーズ・クロウの「ある可能性」をプロデューサー&アンディ・サーキスが語る

マーベル・シネマティック・ユニバースの単独映画として、かつてない大ヒットを記録した『ブラックパンサー』(2018)。この映画で『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)に次ぐ怪演を見せ、観客の心を射止めたのがアンディ・サーキス演じる闇の商人ユリシーズ・クロウだった。

劇場公開を経て、米国でのブルーレイ発売を迎えた今、プロデューサーのネイト・ムーア氏とアンディ・サーキスが、クロウをめぐる「ある可能性」について言及している。アンディは『ブラックパンサー』のみならず、『猿の惑星:聖戦記』(2017)や『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)の内容にも触れているので、未見の方はくれぐれもご注意いただきたい。

注意


この記事には、映画『ブラックパンサー』および『猿の惑星:聖戦記』(2017)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)のネタバレが含まれています。

ブラックパンサー

©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータイメージ

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ユリシーズ・クロウ、本当に死んだの?

『ブラックパンサー』の中盤、韓国での激しいカーチェイスを経てユリシーズ・クロウは身柄を拘束される。彼の仲間であるエリック・キルモンガーらは身を挺してクロウを救出するが、実はキルモンガーの真の目的は別のところにあった。彼は自分自身の望みを現実とすべく、ワカンダに入国するためクロウを殺害。その死体を持ってワカンダの国境を訪れるのである。

強烈な存在感を放ちながら、物語も半ばでクロウはあっけなく退場してしまう。しかし彼の死体ははっきりと映らないばかりか、殺害の瞬間もきちんと映っていたわけではない。このことから一部ファンの間では、「クロウはどこかで今も生きているのではないか」という声が聞かれていたのだった。

ところが米ComicBook.comのインタビューにて、プロデューサーのネイト・ムーア氏はこの説をきっぱりと否定している。

「(クロウが殺される展開は)初期段階から決まっていました。なぜならこの映画のメイン・ヴィランは、ユリシーズ・クロウではなく(エリック・)キルモンガーだとはっきりわかっていたからです。そして、彼(クロウ)は本当に死にました。死んでしまった、死んだんです。アンディ(・サーキス)も納得してくれたと思います。“ギラギラ輝いて、あっという間に燃え尽きる役なんですね。うん、面白い”って言ってくれましたよ。
キャラクターには、それぞれにふさわしい物語を用意したいんです。ほかにクロウの物語をどれだけ作るかはわかりませんが、アンディが演じてくれたことは今でも幸運だったと思っています。」

 

つまりムーア氏は、今後クロウが再登場することを決して否定していない。キャラクター自体は『ブラックパンサー』で死んでしまったものの、たとえば『キャプテン・マーベル(邦題未定、原題:Captain Marvel)』が1990年代を舞台にしているように、今後、クロウが生きている時代を描く作品で再び姿を見せる可能性は残されているのだ。

とはいえアンディ・サーキス本人は、ひとまず『ブラックパンサー』でマーベル・シネマティック・ユニバースを“卒業”したという気持ちのようである。

「キツい一年間でしたよ。シーザー(リブート版『猿の惑星』)を失い、スノーク(『スター・ウォーズ』新3部作)を失い、そしてクロウも失った。僕は今、フランチャイズ・フリーなんです。正直、やりきったと思います。もっと続けたかったんですが……でも、(今後のことは)誰にもわかりませんよね? 誰にもわからないですよ。」

映画『ブラックパンサー』MovieNEXは2018年7月4日発売

マーベル『ブラックパンサー』武器商人ユリシーズ・クロウの狂気とユーモア ― 名優アンディ・サーキスが人物造形を語る

Source: ComicBook.com
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore Remixed by THE RIVER

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THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

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