『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』、オコエがワカンダ女王への立候補を促される未公開シーン

この記事には、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のネタバレが含まれています。
米解禁となった未公開映像は、2023年2月7日に米国でリリースされる4K Ultra HD、Bru-ray、DVDに収録される4つの削除シーンのうちの一つ。「Daughter of the Border(国境の娘)」と題された映像では、海底王国タロカンのネイモア王による襲撃でワカンダ王国のラモンダ女王が亡くなり、親衛隊ドーラ・ミラージュを解雇されたオコエが故郷へ戻る展開となる。
ボーダー族の長老である叔父を訪れたオコエは、他の部族の長老たちが次のワカンダの支配者に誰がなるべきか言い争っており、伝統に従って戦士の滝で決めなければならないとの説明を受ける。さらに叔父は、「お前にボーダー族の代表として女王に立候補してほしい。お前なら民の支持を得られるだろう」と伝えるのだが、オコエは「シュリはどうなるの?」と尋ねる。
すると、「嘆き悲しんでいる女性の気まぐれで、偉大な国家の運命を左右させるわけにはいかん」と叔父が答え、「戦争が始まったら身を潜め、状況が落ち着いたら、この国が真に値する指導者になるのじゃ」と説く。叔父の言葉にオコエは呆然とした様子で、返事をしないまま映像は終了している。
このシーンが削除された理由は不明だが、公開版では、ラモンダの代わりに女王の座を継ぐものと思われたシュリの代わりに、ジャバリ族のリーダーであるエムバクが戴冠式に登場。シュリの“代理人”を自称するエムバクは民の前で王座への挑戦を宣言し、王座を継ぐことを示唆するとなっていた。
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Source:@IGN