Netflix『ブライト』続編企画は今も存続、デヴィッド・エアー監督「世界観掘り下げる」

ウィル・スミスとジョエル・エガートン主演のNetflix映画『ブライト』続編企画が、今も存続であることが分かった。監督のデヴィッド・エアーは続投を望んでおり、「今も準備中」「現在取組中なので、上手くいけば近いうち実現できると思います」と語ったという。米Comicbook.comが伝えた。
9,000万ドルの製作費を投じた『ブライト』は、『スーサイド・スクワッド』(2016)デヴィッド・エアーがNetflixで放つ大型作品として2017年に配信。さまざまな種族が共存するロサンゼルスの街で、人間とオークの警官コンビが、一人の少女と魔法の杖と出会ったことから大きな事件へ巻き込まれていくストーリーだ。警察バディ映画にSFファンタジー要素を組み合わせた独自の世界観が魅力だが、批評家からの評判は芳しくなかった。
続編については2017年12月時点で企画が伝えられており、ウィル・スミスも続投すると見られていた。デヴィッド監督はこの度「あの世界をさらに掘り下げられるのは素晴らしい機会」と意気込みを新たにしている。「きっと皆さんも、もっと切り口があっただろうと思っているはず。“ドラゴンについてもっと知りたい、これはどういうことか、どういう歴史があるのか”って。非常に豊かな世界観なので、さらに掘り下げていくものになるでしょう。」
デヴィッド・エアーは現在『エル・アラメイン(原題:El-Alamein)』の製作を控えており、さらに『特攻大作戦』現代版リメイク企画の脚本・監督にも就任している。どちらも2020年中の撮影を想定しているというから、しばらくはこの2本の戦争映画にかかりきりのはずだ。加えて、主演ウィル・スミスの多忙なスケジュールも抑える必要がある。実際、『ブライト』続編は2019年中の撮影開始予定まで進んでいたものの、ウィルのスケジュールが合わずに延期となっていた。正式始動は、もう少し待つ必要がありそう。
Source:Comicbook.com