Netflix『ブライト』続編、『グランド・イリュージョン』監督が契約交渉中

ウィル・スミスとジョエル・エドガートンW主演のNetflix映画『ブライト』続編企画の監督に、『インクレディブル・ハルク』(2008)『グランド・イリュージョン』(2013)などで知られるルイ・レテリエが契約交渉中であることがわかった。米Deadlineが報じている。
『ブライト』(2016)は、さまざまな種族が共存するロサンゼルスの街で、人間とオーク(架空の生物)の警官コンビが、一人の少女と魔法の杖と出会ったことから大きな事件へ巻き込まれていく物語。報道によると、続編では2人が直面するコンビ間の困難が描かれ、国をまたいだアクションも展開されるという。

第1作の監督を務めたのは、『フューリー』(2014)『スーサイド・スクアッド』(2017)などを手がけたデヴィッド・エアー。9,000万ドルという巨額の製作費が投じられた本作は、2017年にNetflixで配信が開始。6,000万回以上の視聴再生回数を記録し、大人気を博した。エアーは、2017年12月時点で伝えられていた続編企画への続投が見込まれていたが、傑作戦争映画『特攻大作戦』(1967)の現代版リメイク企画の脚本作業に集中するために離脱したとされている。
監督の座から降りたエアーだが、製作と共同脚本として続編企画に残留している。エアーと共に脚本を務めるのは、『ヘラクレス』(2014)『美女と野獣』(2017)などのエヴァン・スピリオトポウロス。エヴァンは、『G.I.ジョー』シリーズの最新作、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2020年10月23日米国公開予定)の脚本も手がけている。エアーのほか製作には、前作からブライアン・ウンケレスとエリック・ニューマンの続投が決定している。撮影は、現在も猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)の状況が収束し次第、開始されるという。
Netflix映画『ブライト』は独占配信中。