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「トニー・スタークを復活させて」看板広告がロサンゼルスに出現 ─ 『アベンジャーズ/エンドゲーム』から2年

Bring Back Tony Stark
https://twitter.com/LightsCameraPod/status/1385201908965650433

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の公開から約2年。この節目に、同作でMCUを去ったアイアンマン/トニー・スタークの復活を訴える巨大看板広告が出現した。

ロバート・ダウニー・Jr.が2008年公開の『アイアンマン』より演じ続けてきたアイアンマン/トニー・スタークは、約11年もの間、看板キャラクターとしてMCUを支えてきた。演じたダウニーは、再演の可能性については完全否定しないながらも、「やれることは全てやりました」と、ひとまずの卒業を語っていた

このたびロサンゼルスの街に出現した看板広告を見ると、トニー・スタークのMCU復帰を望む根強いファンが今も存在していることが少なくともわかる。看板には、「私たちの最愛のヒーローのために。どうかお願いします(For Our Beloved Hero,Please)」と記された小見出しの下に「トニー・スタークを復活させて(Bring Back Tony Stark)」というメッセージが表示されている。「04.24.21」、つまり2021年4月24日という日付は、『エンドゲーム』が世界各国で封切られた2019年4月24日から2周年ということを示しているものと思われる。

厳密に言えば、トニー・スタークの復帰はMCU初のアニメ作品「ホワット・イフ…?(原題:What If…?)」で判明している。もっとも同作は、これまでのMCU映画で起こらなかった“もしもの展開”を描くタイトル通りのIFストーリーであるため、ファンが求めているのは、恐らくこれまでのストーリーを踏まえた実写での復活なのかもしれない。

ちなみにファンによる看板広告といえば、2019年に公開された映画『アリータ:バトル・エンジェル』の続編を求めるファンたちが同じようにロサンゼルスの高層ビルに巨大広告を掲載したことが話題となった。こうしたファンによる精力的な活動は、『アリータ』の制作側の耳にも届いており、プロデューサーのジョン・ランドーもファンに向けた感謝を伝えていた。このたびの活動は、マーベル・スタジオ側に届いているだろうか。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。