ピアース・ブロスナン、ティム・バートン版『バットマン』で監督に余計な一言を言って落選していた?

『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンドとして知られるピアース・ブロスナンは、その前にDC映画でアイコニックなスーパーヒーローを演じていた可能性があったようだ。
米番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』に出演したブロスナンは、直近の出演作であるDC映画『ブラックアダム』について言及。「ドクター・フェイトのようなスーパーヒーローを演じることは考えたこともなかったんです」と言った後、司会のジミー・ファロンに「これまでに数多くのスーパーヒーロー役をオファーされたのではないですか?」と訊かれ、こう続けている。
「いや、そんなことはありません。昔、ティム・バートンが監督した『バットマン』のオーディションを受けに行ったんです。仕事を貰えなかったのは明らかですが。ティム・バートンに、“ズボンの上から下着を履くような男が理解できないよ”とバカなことを言ってしまったのを覚えています。ということで、最適の人物が仕事を得たわけです。」
“ズボンの上から下着を履くような男”とはバットマンのことで、タイツの上にブリーフを履いているように見えるコスチュームを揶揄したのだろう。その発言がオーディションの選考に影響したのかどうかは分からないが、もしブロスナンがバットマン役を射止めていたら、5代目ボンドは別の俳優が演じていたかもしれない。ちなみに説明の必要はないと思うが、ティム・バートン版『バットマン』2作でタイトルロールに抜擢されたのはマイケル・キートンだ。
『ブラックアダム』でブロスナンが演じるドクター・フェイトは、コミックでロード・オブ・オーダーのエージェントとしてロード・オ・カオスと戦う魔術の世界のスーパーヒーロー。バットマン役を逃したブロスナンが、ついにDC映画デビューを飾る『ブラックアダム』は2022年12月2日に日本公開予定。
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Source:@The Tonight Show Starring Jimmy Fallon