ブルーノ・マーズ、ディズニー映画で主演・製作・楽曲提供へ ─ 新規オリジナル曲で構成する音楽映画に

歌手のブルーノ・マーズがウォルト・ディズニーとタッグを組み、長編映画作品を製作することが分かった。マーズは、主演・製作・楽曲提供を担当する。米Deadlineが報じている。
ウォルト・ディズニー映画製作部門の社長ショーン・ベイリーとマーズが議論を重ねて構想を練っていたという本作は、作中の大部分がマーズによるオリジナル楽曲で構成される音楽映画になる。現在、脚本家や脚本ディレクターを検討中とのことで、作品のタイトル、あらすじは未定だ。
ブルーノ・マーズといえば、11回のグラミー賞に輝く世界的に有名なミュージシャン。シングルCDの累計売上枚数は全世界で2億枚を超える。音楽以外でも、コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演してユーモアを見せたり、オリジナルのラム酒「セルバレイラム」をプロデュースしたりと、多才ぶりを見せている。
マーズの役者歴としては、これまでに『ハネムーン・イン・ベガス』(1992)でエルヴィス・プレスリーのモノマネをする子ども役として出演。アニメ映画『ブルー2 トロピカル・アドベンチャー』(2014)では声優も務めている。とはいえ、長編映画、それもウォルト・ディズニーとタッグを組む大作での主演は初となる。製作も兼任しているということで、マーズのマルチな才能が存分に活かされそうだ。
“If your heart is in your dream
No request is too extreme
When you wish upon a Star”🎶 #MarsMeetsTheMouse #ImGoingToDisneyland #YESSS!!😜 pic.twitter.com/L4nLzinmKa— Bruno Mars (@BrunoMars) 2020年2月6日
この度の発表に際して、マーズは自身のTwitterにて、ディズニー映画『ピノキオ』(1940)の名曲『星に願いを(When You Wish Upon a Star)』のピアノ演奏動画を投稿。同曲の歌詞の一部を引用しながら、拳を突き上げて喜びを表している。
Source:Deadline