ブライス・ダラス・ハワード、『スパイダーマン』グウェン役再演に意欲 ─ 「グウェンバースやりたい」

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)では、複数のピーター・パーカー/スパイダーマンが奇跡の共演を果たした。それでは、もしもピーターの恋人グウェン・ステイシーも再登場し、複数のバージョンとで共演できるとしたら?『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のため来日したブライス・ダラス・ハワードが、夢いっぱいの可能性を楽しく語った。
ブライスといえば、サム・ライミ版『スパイダーマン3』(2007)でグウェン・ステイシー役として出演している。グウェンはコミックではピーターの恋人やスパイダーグウェンとなる有名キャラクターで、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズではエマ・ストーンが好演した。
ブライスはTHE RIVERとの単独インタビューの中で、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は鑑賞していると話した。「素晴らしかったです!とても感動的でした」と弾けるような笑顔を見せたブライス、なんと「ジョン・ワッツ監督とは大学時代の同級生なんです」という。2人とも1981年生まれの同い年で、共にニューヨーク大学の出身だ。夫で俳優のセス・ガベルと共に、学生時代にはよく短編映画を撮っていたという。「だからジョンとは大学時代からの付き合いだし、脚本のクリストファー・フォードも知っています」とブライス。クリストファー・フォードはワッツ監督と多くの作品を共にする盟友だ。
「私もサム・ライミ版に出演できて本当に嬉しいです」と、ブライスはスパイダーマン愛を熱く語る。「しかも、エマ・ストーンがグウェン・ステイシーを演じてくれた!彼女、最高!しかも地毛のブロンドヘアだし!(笑)私の時は染めてたんです。10日おきにね。私の地毛は赤毛だから」。
マーベル映画では現在、異世界同士が交差できる「マルチバース」が展開されている。もしもブライスのグウェンが再登場して、エマのグウェンと会う可能性があるとしたら?そう尋ねてみると、ブライスは「絶対イエス!」と興奮。「もし『グウェンバース』があって、複数のグウェン・ステイシーが登場するなら、私も入れて!しかも私、純粋にエマ・ストーンのグウェン・ステイシーの大ファンだし。だから、ただ観客として観るだけだとしても、それはそれで嬉しいです!」

スパイダーマンにまつわる熱い思いを語ったブライス。このインタビューでは、他に『スター・ウォーズ』や、当然ながら『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の裏側もたっぷり話された。フルインタビュー記事はコチラ。
ブライス・ダラス・ハワード出演の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、2022年7月29日ロードショー。
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