サンドラ・ブロック、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』出演の噂を否定 ─「マーベルに適した人材ではない」

『スピード』『デンジャラス・ビューティー』シリーズをはじめ、『しあわせの隠れ場所』(2009)『ゼロ・グラビティ』(2013)『バードボックス』(2018)など、さまざまなジャンルの映画で輝きを放ち続ける名優、サンドラ・ブロック。どうやら、マーベル映画への出演依頼が届いたことは一度もないようだ。
これまでサンドラ・ブロックはマーベル映画に出演したことはないが、『スパイダーマン』シリーズでマダム・ウェブ役として登場するという噂が囁かれていた。“盲目の老女”であるマダム・ウェブは、スパイダー・ヒーローたちの未来を予知したり、現実を透視したりという能力を持っており、コミックではスパイダーマンやスパイダーウーマンらをサポートしてきた存在だ。
そんなマダム・ウェブは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022年1月7日に日本公開)での登場をはじめ、ソニー・ピクチャーズによる単独作品が企画されているという噂まである。その役として噂が囁かれているのがサンドラというわけだが、このたび完全に否定された。
「Jimmy Kimmel Live」に出演したサンドラは、『スパイダーマン』に息子が夢中であることを明かした上で、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』への出演について尋ねられたところ、「もしもこの噂を息子が聞いていたら、どれだけ家のことをやってもらえると思いますか?」と答え、司会者と観覧者を大いに笑わせた。そもそもサンドラは、マダム・ウェブがどんなキャラクターなのかさえ知らないようで、「私はなぜ雇われなかったんでしょうか?」と笑みを浮かべなら話し、番組をさらに盛り上げた。
マダム・ウェブ役を演じることに前向きな姿勢を示しながらも、サンドラは「マーベルに適した人材ではないと思います」「マーベルからアプローチされたことはありません」と続けている。「この番組に出演した方は嘘をつくことがある」と司会者が疑うと、サンドラは「あなたに嘘をつく理由はわかります。ただアプローチされたことは本当に一度もありません」とあらためて否定した。
しかしサンドラは、“マーベルではない何か”への出演依頼は過去にあったとしながらも、息子からの助言で断ることにしたのだという。「息子は正しかったです。公開された作品を観たとき、これは残念というような感じでしたから(笑)」。その作品については不明だが、DCコミックスによる映像化作品ではないとのこと。一体何だったのか、気になるところだ。
Source: Jimmy Kimmel Live