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『ブラック・ウィドウ』レッド・ガーディアンのMCU再登場はあるか ─ 演じる俳優は「もっと演じたい」と前向き

ブラック・ウィドウ
(c)Marvel Studios 2021

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画『ブラック・ウィドウ』で鮮烈な印象を放った“ぽっちゃり”ヒーローのレッド・ガーディアン/アレクセイ。劇中では、しばしばキャプテン・アメリカへのライバル心を燃やしており、今後の再登場にも期待が高まる。

演じるデヴィッド・ハーバーによれば、製作の段階から再登場を見据えた話し合いも行われていたのだとか。となると、いつ、どこで姿を見せることになるだろう……?

Colliderの取材で、今後の再登場について訊かれたハーバーは「ある特定のことについての話し合いはありました」と話す一方で、「ただ、まずはこの映画(『ブラック・ウィドウ』)だけに集中していました」とも明かしている。どうやら現時点では確たる復帰の予定は無いようだ。

「特にこのフェーズ(4)では、多くの作品がラインナップされています。『エターナルズ』とか、いろんなものがたくさん。このユニバースには多くの要素が組み込まれていて、それらは再び合流するまで、枝分かれしていっていると思います。僕はその枝分かれには関わっていません。次(の作品)が何になるのかとかは教えてもらいませんでした。まずはこの映画に注力して、そのほかに可能性を考えたりするだけで。

『ブラック・ウィドウ』は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)直後を舞台に、ナターシャの知られざる出自を描く作品。スカーレット・ヨハンソン演じる主人公のナターシャ/ブラック・ウィドウは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で命を落としており、ひとまず本作をもってMCUを離れることになる。

一方レッド・ガーディアンについては、今後の登場は大いにあり得そうだ。MCUへの出演契約の適用は『ブラック・ウィドウ』1作のみであることを認めたハーバーだが、再演には前向きである模様。米Varietyの取材では、「もっとレッド・ガーディアンを演じたいです」と語っている。

「皆さんにももっとレッド・ガーディアンを好きになってほしいです。それが常に(再登場の)きっかけとなるので。キャラクターが大好きで、彼ならできることもまだたくさんあります。」

こう語るハーバーにはアイデアもあるようで、目を付けたのは『ブラック・ウィドウ』では明かされなかったアレクセイの空白期間。「彼には、何をしていたか分からない25年間の隔たりがあります。実際に起きた出来事について、彼には何が起こっていたのかとか」とアイデアを出している。

アレクセイは、アメリカがスーパーソルジャー計画によって生み出したキャプテン・アメリカに対抗し、ロシアで作り出されたスーパーソルジャー。出自こそ明かされていないものの、過去にはキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースとひと悶着もあったそうだから、語るべき物語は多くありそうだ。

『ブラック・ウィドウ』は2021年7月8日(木)映画館 & 7月9日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開。※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。

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Source: Collider,Variety

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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