『キャプテン・マーベル』とニック・フューリーの出会い ─ 信頼関係の変化、サミュエル・L・ジャクソン語る

1995年を舞台にしたマーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』では、アベンジャーズを率いるニック・フューリーの若き時代が描かれる。既に公開されている予告編映像からも確認できるように、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースとフューリーは劇中で行動を共にする様子。2人の会話する様子からは、打ち解けた雰囲気が見て取れる。しかし、どうやらフューリーは彼女を当初から信頼していた訳ではないようだ。
フューリー役を演じるサミュエル・L・ジャクソンは「誰かと出会ったときって、相手が宇宙から来たのかなって勘ぐりますよね」なんて冗談を言いながら、その理由を以下のように説明する。
「おそらくほとんどの人のように、最初に見るのは”違い”です。確かに、彼女は人間みたいな姿をしています。でも、外観を変えて他人に変身できる宇宙人と一緒に現れるわけですよ。彼女は本当に見た通りなのか?安全な人なのか?危ない人なのか?そういったことが頭の中をよぎるんです。」

外観を変えられる宇宙人と共に突然現れ、強大な力を見せるキャプテン・マーベルを疑うのは無理もない。それでは、フューリーの疑いはいかにして信頼へと変化していくのか。その鍵は「一緒に過ごす時間」が握っているという。サミュエルは「彼女自身が自称してきた正体や、そもそも信じてきた姿が、何か違うぞと確信できるものに気付いてく」と語り、「同胞」と表現するような関係へと変化した2人の強固な絆について明らかにした。
「2人のユーモアには似ているところがあって。フューリーは、彼女が何者であって、またそうでないかについて寛容になっていく。彼女は自分の正体や、なぜ今の姿になったかを知るため探求の旅に出るんですけど、フューリーはそんな彼女に手を貸していくわけです。」
本作は「ニック・フューリーのオリジン・ストーリー」でもあると伝えられているが、果たしてキャプテン・マーベルとの関係は、後のフューリーの姿にどのような影響を与えるのだろうか。映画『キャプテン・マーベル』は2018年3月15日(金)全国ロードショー。
『キャプテン・マーベル』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html
Source:/Film