『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』C-3PO役アンソニー・ダニエルズがクランクアップ ─ 6ヶ月間の長期撮影、いよいよ大詰めへ

『スター・ウォーズ』シリーズでC-3PO役を演じてきたアンソニー・ダニエルズが、次回作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の撮影を終了した。アンソニー自身がTwitterにて報告している。
Today was 3PO’s last on Episode IX. He’s sad – so am I. But we’re so proud to have worked with such a lovely, talented cast & crew lead by J.J. & Kathy. I’ll miss everyone but I’m glad to know that we’ve been making something exceptional together, to share with the waiting world.
— Anthony Daniels (@ADaniels3PO) 2019年1月28日
「今日は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でのC-3POの最終日でした。彼は悲しんでますし、それは僕も同じ。ですが、J・J(・エイブラムス監督)とキャシー(キャスリーン・ケネディ、ルーカスフィルム社長)率いる、すばらしく、かつ優秀なキャスト&スタッフと仕事ができて本当に光栄です。みなさんのことが恋しくなりますが、一緒に格別の作品を作ってきたこと、映画を待ちわびている全世界にお届けできることをうれしく思います。」
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の撮影は2018年8月1日から開始されており、すでに撮影期間は丸6ヶ月という長期に及んでいる。ここにきてアンソニーの撮影が終了したということは、いよいよ本撮影は大詰めに入っているようだ。今後、メインキャストが続々と撮影を終えていくことになるだろう。ちなみにフィン役のジョン・ボイエガは、2019年1月中旬の時点で本編の山場であろうシーンを撮り終えたことを報告していた。
C-3PO役のアンソニーは、これまで『スター・ウォーズ』オリジナル3部作・プリクエル3部作・新3部作とメイン・サーガの全作品に出演。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)にC-3PO役で、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)には素顔で出演しているため、『スター・ウォーズ』の実写映画にすべて出演している唯一の俳優となる。アニメ版・ゲーム版でも声優を務めているほか、『レゴ(R) ムービー』(2014)や『シュガー・ラッシュ:オンライン』(2018)など『スター・ウォーズ』と直接関係のない作品でもC-3PO役を多数演じてきた。
本作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、『エピソード4/新たなる希望』(1977)に始まった「スカイウォーカー・サーガ」の最終作。シリーズは『最後のジェダイ』(2017)ライアン・ジョンソン監督による新3部作、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)製作チームによる新シリーズ、ジョン・ファヴロー監督によるドラマシリーズ「ザ・マンダロリアン(邦題未定、原題:The Mandalorian)」などで継続されるが、過去40年以上にわたった物語はここで大きな区切りを迎える。今後の実写作品にも、アンソニーがC-3POとして登場してくれることを祈るばかりだ。
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日に米国公開予定。