『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』ハリソン・フォード、レッドハルク化の撮影で「バカになる必要があった」 ─ モーションキャプチャで再現

『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』シリーズなどで知られるハリソン・フォードがついに『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)参戦を果たす。7月下旬に開催されたサンディエゴ・コミコン2024ではファンの前に姿を見せ、自身が演じるサディアス・ロス/レッドハルクになりきってハルク化を披露する一幕もあった。
フォードが米Varietyで語ったところによれば、ハルク化シーンは完全CGではなくモーションキャプチャ撮影によって再現されているのだという。撮影のプロセスを振り返ったフォードはハルク化に必要だったこととして、「気にしないことです。お金のためにバカになることも。前にもやったことがありますよ」と冗談めかした回答をしている。
本人いわく、撮影のプロセス自体を「軽蔑するつもりはない」とのこと。「ただ、普通だったら母親や演技コーチが嫌がるようなことをしなければならない、と言っているんです」と発言の意図を補足している。撮影自体は「とても楽しかったです」と語り、予告編でも映し出されているハルク化について「反響を喜んでいます」と伝えた。
フォードは、2022年に逝去したウィリアム・ハートから役を引き継ぐ形で、アメリカ合衆国大統領にのぼり詰めたサディアス・ロスを演じる。複雑な概念を含むMCUへの参加にあたり、“アース616”や『デッドプール&ウルヴァリン』で初めて紹介された“アンカー”といった用語には困惑した様子も見せていたが、「良い時間を過ごせた」とも語っていた。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』では、新キャプテン・アメリカを襲名したファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)の新たな戦いが描かれる。主演アンソニー・マッキーやフォードのほか、ホアキン・トレス役でダニー・ラミレス、ザ・リーダー役でティム・ブレイク・ネルソン、サイドワインダー役でジャンカルロ・エスポジートらが出演する。監督は『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)や『ルース・エドガー』(2019)のジュリアス・オナ。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日、日米同時公開。
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Source:Variety