ニコラス・ケイジ、スパイダーマン・ノワール実写ドラマ版への関与を認める ─ 『スパイダーバース』から続投なるか

スパイダーマン・ノワールの実写ドラマ(タイトル未定)に出演交渉中と報じられていた『スパイダーバース』シリーズで同役を演じるニコラス・ケイジが、企画に関与していることを認めた。米Colliderに明かしている。
本企画は、ソニーとAmazonによる『スパイダーマン』実写ドラマシリーズ第2弾として製作が進行中。既報では、1930年代のニューヨークを舞台に、年を取り白髪交じりのスパイダーマン・ノワールが描かれるという。
ファンの間では『スパイダーバース』シリーズでスパイダーマン・ノワールの声を演じたニコラス・ケイジが適任だとする声も上げられていた中、2024年2月には出演交渉中との報道が伝えられた。
このたび、ケイジは「私から言えるのは、現在話し合っているということです」と企画への関与を認めながらも、現時点では「確たることは何も決まっていない」と強調。とは言いながらも出演には前向きなようで、さっそく本企画で実現したいことを明かしている。
「あのキャラクターを私が大好きだというのは秘密でもなんでもありません。このキャラクターは、マッシュアップのような存在だと思います。私が好きな黄金時代の演技、つまり(エドワード・G・)ロビンソン、(ジェームズ・)キャグニー、(ハンフリー・)ボガードと、スタン・リーの最高傑作と広く考えられているキャラクターを組み合わせることができるということでしょう?私はこのキャラクターを、ボガートとキャグニー、(ロイ・)リキテンシュタインを合体させたポップアートのようなものだと思っていますよ。」
それ以上のことは話さなかったケイジだが、自分の中で思い描いているスパイダーマン・ノワール像が存在する模様。交渉が順調に進んでいることを願いたい。
ショーランナーを務めるのは、「パニッシャー」(2017-2019)のスティーブ・ライトフット。『スパイダーバース』のフィル・ロード&クリス・ミラーが製作、『ザ・ロストシティ』(2022)『モータルコンバット』(2021)のオーレン・ウジエルが脚本・製作総指揮を務めている。
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Source:Collider