『スター・ウォーズ』キャリー・フィッシャー、5回目の命日に娘とマーク・ハミルが追悼 ─ 「悲しみに、あるべき形はない」

『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫役で知られるキャリー・フィッシャーの5回目の命日に、娘で女優のビリー・ロード、同シリーズで共演したマーク・ハミルが追悼メッセージをSNSに投稿している。
『スター・ウォーズ』オリジナル3部作でレイア・オーガナ役を演じたフィッシャーは、続編『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)に同役でカムバックしたが、2016年12月27日に他界。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)が遺作となり、正史シリーズの最終章となる『スカイウォーカーの夜明け』(2019)では『フォースの覚醒』の未使用映像によって登場を果たした。
フィッシャーの娘であるビリーは『フォースの覚醒』よりコニックス役でシリーズに参加し、母娘共演が実現。5度目の命日にInstagramを更新したビリーが、亡き母に向けて追悼メッセージを投稿している。
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「いつも人に、私がどの悲しみの段階にいるのかと聞かれます。そして、その答えは決して単純ではありません。私は毎日、各瞬間で異なる悲しみの段階にいるのです。私の悲しみは複雑な多くの材料を使ったマルチコースの食事のよう。アミューズブーシュ(軽いおつまみ)に続く鬱病の側面を持つ前菜。(死を)受け入れるメインディッシュ、もちろん(死を)否定したいデザートも。それが悲しみの在り方──すべての感情が一度に訪れる。悲しみに“あるべき”形はないのです。その人にとって悲しみが何であれ、それが“あるべき”形なのです。」
ビリーは母親の死に対する悲しみを料理のコースに例え、毎日異なる入り混じった感情が訪れていると表現している。
— Mark Hamill (@HamillHimself) December 27, 2021
そして、『スター・ウォーズ』でレイアの双子の兄弟、ルーク・スカイウォーカー役で共演したマーク・ハミルも、「私たちのプリンセス、キャリー・フィッシャーの美しき思い出に」と綴った画像をツイートし、キャリーを追悼している。