ジェイソン・ステイサム主演『キャッシュトラック』、ガイ・リッチー節が炸裂

主演ジェイソン・ステイサムと監督ガイ・リッチーが16年ぶりにタッグを組んだ最新作『キャッシュトラック』は、どうやらガイ・リッチー節が炸裂する作風になっていそうだ。
「キャストが最高」と語るガイ・リッチー監督は、ジェイソン・ステイサム、ジョシュ・ハートネット、スコット・イーストウッド、エディ・マーサンを始めとする本作に出演する豪華俳優陣の名を挙げ、「一緒に働くのが楽しい」とコメント。合わせてガイ・リッチー監督とキャストたちが笑顔で過ごすメイキング映像も紹介されており、活気に満ちた撮影現場だったことがうかがえる。
それを裏付けるかのように、警備会社職員を演じたニーヴ・アルガーは「監督は役者を自由にさせてくれるから、みんなウソがないのがいい」と撮影当時を振り返る。また、1億8000万ドル強奪を企むグリープのリーダーを演じたジェフリー・ドノヴァンは「アメリカ映画だけどガイ・チッリーのトーンとリズムを感じる。出演できたなんて信じられない」と出演の喜びを語ると共に、本作でもガイ・リッチー節“が炸裂していることをアピール。楽しそうな監督・キャストらの映像の一方で差し込まれるのは、激しい銃撃戦の本編映像。果たしてどのような作品が完成したのか?キャスト・スタッフが一丸となって創り上げたクライム・アクションに注目だ。
『エクスペンダブルズ』、『ワイルド・スピード』シリーズなどへの出演で今やハリウッドを代表するアクションスターとなったジェイソン・ステイサム。彼が今回挑んだのは目的のために手段を選ばない謎多きキャラクター。そして監督を務めるのは、ステイサムのデビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』以来、『スナッチ』、『リボルバー』と共に作品を制作してきた盟友ガイ・リッチー。『シャーロック・ホームズ』、『アラジン』などハリウッド大作を経て16年ぶりにステイサムとのゴールデン・コンビを復活させた。
フランス映画『ブルー・レクイエム』を下敷きにステイサムの魅力が存分に生かされたアクションと、謎の男と大金強奪計画が絡み合うリッチー監督ならではの構成の妙、さらにホルト・マッキャラニー、ジェフリー・ドノヴァン、スコット・イーストウッド、ジョシュ・ハートネットなど主演級俳優たちが豪華に脇を固め、新たなクライム・アクションの傑作が誕生した。
『キャッシュトラック』は2021年10月8日、新宿バルト9ほか全国ロードショー。