ヘンリー・カヴィル、スーパーマン新作映画には「希望と楽観主義、喜び」を望む ─ 明るい作風に期待か

『マン・オブ・スティール』(2013)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2017)などでスーパーマン役を演じ、DCユニバースにカムバックすることが決定したヘンリー・カヴィル。一度は“鋼鉄の男”役を卒業したのではないかと言われたカヴィルは、スーパーマン役の再演にどんな想いを抱いているのだろうか?
米ScreenRantのインタビューに応じたカヴィル『マン・オブ・スティール』の事実上の続編になると見られている新作への意気込みを語った。
「話し合うべきことがたくさんあります。間違いなく、僕はこのキャラクターと非常に密接な絆を持っているし、彼には何か特別なものが……、彼の与える能力と愛する能力には、特別なものがあります。恋愛的なものではなく、地球とそこに暮らす人々への愛、そして人々にパワーを感じてもらうこと、スーパーマンそのものを感じてもらう能力です。」
カヴィルは、スーパーマン新作映画に望むことは「たくさんある」としながら、「そのことついては、いずれ更に話し合うことになるでしょう」とするに留めた。
「ですが、これから自分が目指す一番大切なことは、映画館を出た観客が空を飛べるように感じて、自分たちが守ることが出来るという感覚や、他の人に与えたいという気持ちを持ってもらうことなんです。それが僕の目標です。」
“マン・オブ・スティール”としての復帰作に壮大な目標を掲げているカヴィル。米ETの取材では、今後の計画について「本当に何も話すことが出来ません」とコメントしながらも、「僕が望んでいるのは、希望と楽観主義、そして喜びです。この3つはキャラクターに欠かせません」と回答している。
カヴィルが主演し、ザック・スナイダーが監督を務めた『マン・オブ・スティール』と『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は、シリアスかつダークなアプローチでスーパーマンが描かれた。カヴィルが新作映画に「希望と楽観主義、喜び」を求めているということは、スナイダー版スーパーマンとは正反対のバージョンが誕生する可能性もあるかもしれない。
なお2022年10月末には、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが脚本家から新作映画のアイデアを募っている最中だと報じられた。まだ企画の初期段階にあるようだが、我々ファンも「希望と楽観主義、喜び」を胸に続報を待とう。
Source:Screen Rant, ET