『ワイスピ』ジョン・シナ参戦の告知、「なんじゃこりゃ」状態だった ─ 動画を見返すと本当に「なんじゃこりゃ」の顔をしている

ヴィン・ディーゼルにいきなり紹介されたジョン・シナが「?」フェイスを見せる実際の映像がこちらだ。
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ディーゼルが「月にパブロ(故ポール・ウォーカー)がいて、良い人を送ってくれた」など1人でアツい話をした直後、カメラに向かってジョン・シナを紹介する。ディーゼルはドヤ顔だが、確かにシナは頭の上にハテナマークを浮かべて「これどういう状況?」といった顔をしている。とりあえず手をウェービングしてみせ、申し訳程度のウインクもやってみてはいるが、本当に状況がよく分かっていなかったらしい。
ジョン・シナはこの動画撮影が始まるまでのことを、こう振り返っている。
「僕らはただ緊迫した会話をしていて、どんどん話が深くなっていて、哲学っぽい話になっていたんです。すごい良い話でした。アツい話、学びもある話をできるのは好きですから。あぁ、有意義だなと思っていたら……。
そしたら動画ですよ。僕はスリーピースのスーツを着ていて、彼は袖なしのシャツを着ていて、ドム・トレットのデニムとサングラス姿で……。なんじゃこりゃ?って思いましたよ。こんなふうに進むはずないと思ってたんですけど、でも僕らは分かり合えて、彼は動画で全世界に向けて告知をしたんです。僕がシリーズに参戦するとね。」
後日、シナは改めてディーゼルとの会議に呼ばれた。そこで本人の口から、「君はただ出演するだけじゃない。トレットを演るんだ」と告げられたのだそうだ。元プロレスラーであるシナはその時の興奮を、「いきなり“君がチャンピオンだ”と告げられたようなもの」と例えた。
こうした経緯があって、シナは『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でドムの因縁の兄弟、ジェイコブを熱演。『ワイスピ』のドラマとアクションをしっかりと盛り立てた。
シナが演じるジェイコブは『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』にも登場。本作でも重要な役割を担っているので、お見逃しなく。
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Source:Josh Horowtiz