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『ナイトライダー』WWE王者ジョン・シナ版リブート企画、まだ進行中 ─ ただし実現には「奇跡が必要」

1982〜1986年にアメリカで放送され、今なお根強い支持を誇る伝説のテレビドラマ『ナイトライダー』からは、かねてよりリブート計画が囁かれていた。

この事情が少々複雑で、複数の当事者による複数の企画があったのだ。ひとつは当時主演を務めていたデヴィッド・ハッセルホフによる”ダーク路線”の企画で、もうひとつはWWE王者ジョン・シナが主人公マイケル・ナイトを、K.I.T.Tの声をケヴィン・ハートが演じる”コメディ路線”の企画。後者は2017年8月に噂として報じられ、それからの動きが見えなくなっていた。

どうやらジョン・シナ版『ナイトライダー』計画は、その後も準備が進められているようだ。ScreenRantがジョン・シナへのインタビューを行い、本件の確認が取れた旨を報告している。

ジョン・シナはこの度、「『ナイトライダー』の映画の話があったようですが」と尋ねられると「うん」と、「コメディ・トーンだったとか」と聞かれると「そうですよ」と認めた。さらに「まだ進行中ですか?」と尋ねられると、以下のように答えている。

「うーん、今あの映画を作るには、また奇跡が起こらないと。企画はまだ進行中で、うまく行けば実現すると思います。ドラフトを読んだのですが、素晴らしかったですよ。」

ジョン・シナ版『ナイトライダー』を主導していたのはワインスタイン・カンパニーで、同社はハーヴェイ・ワインスタインによる一連のセクハラ報道により2018年3月には破産の動きが報じられており、保有していた数々の映画企画がお蔵入りになることがわかっている。奇跡が必要とジョン・シナが述べるように、同企画の実現はすぐにとはいかない印象だ。

リング外での活躍の場を増やしつつあるジョン・シナは、トランスフォーマーのスピンオフ『バンブルビー』への出演が決定している。ほか、『ワイルド・スピード』でザ・ロックことドウェイン・ジョンソンとの激突も希望しているようだ

Source:ScreenRant

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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