トム・ホランド&デイジー・リドリー主演『カオス・ウォーキング』、2021年1月米公開へ

トム・ホランドとデイジー・リドリーが主演を務めるSF映画『カオス・ウォーキング(原題:Chaos Walking)』の米公開日が、2021年1月22日に再設定されたようだ。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
本作は『怪物はささやく』(2016)の原作・脚本を手がけたパトリック・ネスによるヤングアダルト小説『混沌の叫び』のシリーズ第1部『 心のナイフ』(東京創元社刊)を映画化するもの。ウイルスによって女性がいなくなり、男たちは自分の考えが互いに漏れ伝わってしまう世界を舞台に、2人の少年少女の冒険を描く物語だ。
当初、『カオス・ウォーキング』は2017年8月から11月にかけて撮影が行われ、2019年3月1日の米国公開を目指して製作が進められていた。しかし2018年に、製作・配給のライオンズゲートが初期の編集版に納得せず、再撮影が行われることとなった。ただし、トムやデイジーをはじめ、マッツ・ミケルセン、ニック・ジョナスといった豪華キャスト陣が多忙だったことから、スタジオ側は2020年の劇場公開を目指す方針に切り替えることに。そしてこのたび、公開日が2021年まで再び後ろ倒しとなった。公開日が決まったことにひとまずは安心したい。
トム・ホランドは、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)に続くシリーズ第3作(タイトル未定)でピーター・パーカー役を続投する他、人気アドベンチャーゲームを実写映画化する『アンチャーテッド(原題:Uncharted』での主演も控えている。
Source:Deadline