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『チャイルド・プレイ』本編映像、バディ人形チャッキーの暴走が始まる瞬間 ─ 悲劇のきっかけは親友への愛情

チャイルド・プレイ
© 2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.

1988年製作の同名ホラー映画をもとに“殺人人形”チャッキーの恐怖を描いた、現代版『チャイルド・プレイ』が本日2019年7月19日(金)より全国公開される。このたび、親友アンディに対するチャッキーの愛情が暴走しはじめる瞬間を捉えた本編映像が到着。本作を手がけた気鋭ラース・クレヴバーグ監督は、シリーズを一新する新たなチャッキー像について語った。

現代版『チャイルド・プレイ』は、ホラー界を代表するシリーズの精神を受け継ぎつつ、殺人人形チャッキーをAI搭載の高性能人形の設定へと変更するなど、クラシックホラーと現代のテクノロジーを見事に融合。今回の映像では、“バディ人形”であるチャッキーに心を許した少年アンディが、チャッキーと一緒にボードゲームで遊び、友情を育んでいく。しかし、いつも暗い表情をしていたアンディが明るい笑顔を見せていた矢先、飼い猫に腕をひっかかれてアンディが流血。傷を見つめ、アンディの猫への悪態を聞くチャッキーの視線はやがて猫へと向けられていく……。

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従来のチャッキーと、本作の最新型チャッキーの大きな違いは、持ち主とチャッキーが話したり遊んだりして心を通わせられること。クレヴバーグ監督は「観客が感情的につながることができる、とても表情豊かな人形が必要だったんです。観客は、世界を初めて見ることになる彼が、どう自分自身を表現するのかを目にする。彼の考えや気持ちといった感情表現を演じられるよう、チャッキーをデザインすることが重要でした」と語る。

親友アンディへの愛情が惨劇へと繋がるストーリーについて、監督は「チャッキーが邪悪なのは、人間と関わり合い、人間の言動を学んでいるから」だと説明する。「自分は良いことをしたい、だけど衝動や小さな世界観に基づいて言動を取ってしまう。そこが非常に現実的でリアルなんです。チャッキーが変わっていく様子もすばらしく、また恐ろしい。ギリシャ悲劇のような脚本だと思います」。純粋無垢、それゆえ善悪の区別なく物事を学習していくチャッキーの言動は、皮肉にも人間の言動に起因するもの。人間の行動を学習し、最先端テクノロジーを駆使して恐怖をもたらすチャッキーの姿はどこか切ない。

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少年アンディを演じるのは、『アナベル 死霊館の人形』(2014)『ライト/オフ』(2016)の子役ガブリエル・ベイトマン。アンディの母親役は「レギオン」(2017-)オーブリー・プラザ、そしてチャッキーの声優として『スター・ウォーズ』ルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルが起用された。監督は『ポラロイド』の新鋭ラース・クレヴバーグ、プロデューサーは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)のセス・グラハム=スミス&デヴィッド・カッツェン・バーグが務めた。

映画『チャイルド・プレイ』は2019年7月19日(金)より全国公開中

『チャイルド・プレイ』公式サイト:https://childsplay.jp/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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