Menu
(0)

Search

『チャイルド・プレイ』ドラマ版「チャッキー」最新予告編が米公開 ─ シリーズ正統続編、おなじみの顔ぶれが結集

https://www.youtube.com/watch?v=XFn3Id-5kt4

殺人鬼の魂を宿した人形、チャッキーが帰ってくる。『チャイルド・プレイ』シリーズのドラマ版「Chucky(原題)」の最新予告編が米国で公開された。

主人公・ジェイクは、母親の死後、いじめを受け、自分を見失っている14歳の少年。ある日、ジェイクはニュージャージー州・ハッケンサックで開かれているガレージセールで、“グッド・ガイ・ドール”を発見する。「どこで見つけたの?」とジェイクが尋ねるも、売り手の女性は「それがわからなくて。20ドルでどう?」と答えた。

人形を手に入れたジェイクのもとに、一本の電話がかかってくる。「あの人形には気をつけろ。バッテリーは見たか?」。あわててジェイクが見ると、人形にバッテリーは入っていなかった。では、なぜグッド・ガイ・ドール=チャッキーは動いているのか? 「チャールズ・リー・レイの都市伝説がある。80年代に死んだ、シカゴを長年震え上がらせた殺人鬼だ。その男は死ぬ前に、グッド・ガイ・ドールに魂を移したんだって……」

やがて、ジェイクの周囲では恐ろしい殺人事件が連鎖的に発生し、町は恐怖の渦に飲み込まれていく。「チャッキーは魂をバラバラにした。最後のピースが足りないんだ」「チャールズ・リー・レイはハッケンサック生まれだ。目的があって帰ってきたんだ」

時を同じくして、ハッケンサックにはチャッキーにゆかりのある人々が戻ってくる。チャールズに殺された女性・サラの娘であり、『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』(2013)『チャイルド・プレイ ~チャッキーの狂気病棟~』(2017)に登場したニカ・ピアース(フィオナ・ドゥーリフ)。チャールズの恋人であり、同じくシリーズ過去作からの復帰となるティファニー・バレンタイン(ジェニファー・ティリー)。ジェイクに電話をかけてきた男は、シリーズ第1作『チャイルド・プレイ』(1988)の主人公であるアンディ・バークレイ(アレックス・ヴィンセント)だ。新旧のキャラクターが入り乱れ、ハッケンサックの町でお祭り騒ぎ…ならぬ血祭りが巻き起こる。

チャッキーの声優を担当するのは、シリーズの顔であるブラッド・ドゥーリフ。“これぞチャッキー”ともいうべき演技、さらに「年を取りすぎたな」と口にする現在ならではのユーモアは否応なしに本編への期待を高めてくれる。脚本・監督・製作総指揮は、オリジナル版『チャイルド・プレイ』シリーズを手がけたドン・マンシーニ。製作総指揮には同じくシリーズ過去作を製作したデヴィッド・カーシュナーをはじめ、「Channel ZERO/チャンネル・ゼロ」(2016-2018)のニック・アントスカ&ハーレイ・ペイトンが参加した。

ドラマ「Chucky(原題)」は、2021年10月12日よりUSA NetworkとSyfyにて米国放送予定。

あわせて読みたい

Source: /Film

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly