キャスリン・ビグロー新作にジェイソン・クラーク出演決定 ─ 『ゼロ・ダーク・サーティ』以来の再タッグ

『ハート・ロッカー』(2008)にて女性によるアカデミー監督賞受賞を果たしたキャスリン・ビグローの次回作に、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)や『オッペンハイマー』(2023)などのジェイソン・クラークが出演することが分かった。ビグローとクラークは『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)以来の再タッグとなる。米Deadlineなどが報じた。
Netflix製作の本作(タイトル未定)のあらすじは伏せられているが、ホワイトハウスを舞台に国家的な危機が展開されるものになると報じられている。クラークは『ゼロ・ダーク・サーティ』で、CIA分析官のマヤ(ジェシカ・チャスティン)の同僚ダン役を演じ、ダンがテロリストを拷問するシーンはその過激さで物議を醸した。
他キャストに『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のイドリス・エルバ、『ミッション:インポッシブル』シリーズのレベッカ・ファーガソン、「チェルノブイリ ーCHERNOBYLー」(2019)のジャレッド・ハリス、『パスト ライブス/再会』(2023)のグレタ・リー、『フォードvsフェラーリ』(2019)のトレイシー・レッツ、「クイーンズ・ギャンビット」(2020)のモーゼス・イングラム、『ツイスターズ』(2024)のアンソニー・ラモス、『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』(2020)のガブリエル・バッソ。ベテランから若手まで実力派俳優が多数揃い踏みしている。
ビグローにとって本作は、1967年のデトロイト暴動の最中に発生したアルジェ・モーテル事件を題材にした『デトロイト』(2017)以来の監督作となる。じっくりとした製作ペースで、硬派で骨太な作品を輩出するビグローだけに、最新作も見ごたえのある社会派作品となることが待ち望まれている。
クラークは『悪魔はいつもそこに』(2020)ではライリー・キーオと殺人鬼カップルを演じたほか、『オッペンハイマー』ではオッペンハイマー夫妻(キリアン・マーフィー&エミリー・ブラント)を詰問する弁護人役など、一癖あるキャラクターがハマる存在だ。ビグローとの再タッグでも、一筋縄ではいかない役どころを期待したい。
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Source:Deadline