「ゲースロ」ドスラク語は架空言語なのに「下手」と言われたデナーリス役「すごく傷つきました」 ─ 「完全に本質を見失っている」

多様な役柄を演じるため、母語ではない言語を習得し、セリフを覚えることも俳優にとっては仕事の一部だ。エミリア・クラークが人気シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」での苦労を振り返っている。
主演新シリーズ「Ponies(原題)」が米配信を迎える英国出身のクラーク。1970年のモスクワを舞台とする本シリーズのためにロシア語を学んだとトーク番組“Late Night with Seth Meyers”にて語ると、番組ホストのセス・メイヤーズは「『ゲーム・オブ・スローンズ』ではドスラク語を学ばなきゃいけなかったですよね」と返した。
ドスラク語とは「ゲーム・オブ・スローンズ」内で騎馬民族ドスラク族が話すという設定の架空の言語だ。言語学者デイヴィッド・J・ピーターソンが原作小説内のドスラク語の単語を元に、TVシリーズのためにヴァリリア語群と並んで製作したもの。クラークはドスラク語を必死で学んだものの、ピーターソンが「クラークのドスラク語は下手だ」と書いた記事を目にしたのだとか。
「何言ってるの?ってなりました。だって本物じゃない、本物の言語じゃないんだけど!私がテレビで言っているんだから下手も何もないでしょって。そういうものでしょ、それが言語でしょって。すごく傷ついたし、腹も立ちました。」
実在の言語ではないものに対して上手いか下手で論じられてはたまったものではない、というクラークの主張はもっともだ。一方で、ピーターソンもEntertainment Weeklyに向けて、自身の見解を述べた。
「エミリアは私の言ったことを誤解したのかもしれません。だって私は彼女のドスラク語を批判したことは一度もありませんから。どうして私が批判するんです?彼女のキャラクターは母国語として(ドスラク語を)話す設定ではなかったので、上手に話せる必要はなかったんです。」
事実、クラークが演じたデナーリス・ターガリエン役は元々はヴァリリア語を話す一族の出身から、遊牧民ドスラクの族長カール・ドロゴ(ジェイソン・モモア)のもとに嫁いでいる。その設定を踏まえ、ピーターソンは「彼女のドスラク語の演技の不備を批判するのは、『英国王のスピーチ』でコリン・ファースが吃音を演じたことを批判するようなものです。完全に本質を見失っています」と重ねた。
また、「エミリア・クラークはドスラク語を立派にこなしていました。彼女が演じたキャラクターは、とてつもない苦難を通して、これまで聞いたこともない言語を学ばざるを得なくなり、最終的には非母語話者としての流暢さを、かなり短期間で身につけたのです」とクラークを称えている。
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Source:Late Night with Seth Meyers,Entertainment Weekly






























