「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」新作、2019年配信決定 ― 米国版予告編が到着、総監督も喜びの声

「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ作品で、今もなお絶大なる人気を誇るアニメシリーズ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」の新作エピソードが2019年に発表されることがわかった。
ポップカルチャーの祭典「San Diego Comic Con 2018」にてシリーズの10周年を記念するパネルイベントが開催され、会場にて正式に発表された。あわせて、米国版の予告映像が公開されている。
映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008)および、テレビシリーズ「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」(2008-2013)が製作された同シリーズは、実写映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の間を描く物語。アナキン・スカイウォーカーやオビ=ワン・ケノービ、メイス・ウィンドゥ、パドメ・アミダラといったおなじみのキャラクターのほか、いまや「スター・ウォーズ」の人気キャラクターといっていいアソーカ・タノ、キャプテン・レックス(CT-7567)が登場したのもこのシリーズである。
人気シリーズに成長した「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」はシーズン7まで製作される予定だったが、2012年にディズニーがルーカスフィルムを買収、シリーズの見直しが行われたことで、シーズン6をもって打ち切りとなってしまった。完成済みのエピソードは『ザ・ロスト・ミッション』として発表され、未完成のエピソードもあらゆる方法で公開されてきたが、物語は製作陣の意図した結末を迎えなかったのである。以降、シリーズのファンは再開を望みつづけてきた。
発表された「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」の新作エピソードは全12話構成で、ディズニーが2019年に開始する新映像配信サービスにて発表される。2018年7月20日現在、同サービスが日本でいつ開始されるのか、新作エピソードがどのような形で日本で公開されるのかは不明だ。
これまでシリーズの総監督を務めてきたデイヴ・フィローニ氏は、もちろん新作エピソードにも再登板する。米StarWars.comのインタビューによれば、この新作エピソードがシリーズの完結編となるようだ。デイヴ監督は新作の製作について「まったく思ってもみなかったこと」と語り、ファンからの熱い要望が実現の後押しとなったことに感謝の意を表している。
「(「クローン・ウォーズ」を完結させられることに)個人として非常に満足しています。物語の最後のピースを用意する機会が得られたのは、ストーリーテラーとして意義深いこと。この作品が描く、クローン戦争の終わりをきちんと作れることは幸せです。長年一緒に仕事をしてきた人々について振り返ることになりますし、僕がジョージ(・ルーカス)から学んだことをさらに発展させる作品になりますし、スター・ウォーズを作るうえで大切なものを思い出すことにもなる。あらゆるレベルで良いことなんです。今、クローン・ウォーズの作業にあたっているスタッフも同じように感じていると思いますよ。」
アニメ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」新作エピソードは、2019年にディズニーの映像配信サービスにて発表予定。今後の情報を楽しみにしよう!
Source: StarWars
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