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『キャプテン・マーベル』まだ未完成、編集作業が進行中 ─ 劇場公開まで約2ヶ月

東京コミコン2018 キャプテン・マーベル
©THE RIVER

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日公開)につながる、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初の女性ヒーロー映画『キャプテン・マーベル』は、米国公開日の2019年3月8日まで2ヶ月となった現在も鋭意製作中のようだ。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、1月6日(米国時間)に開催されたゴールデングローブ賞の授賞式にて、米MTV Newsの取材に応じている。

監督ほか製作チーム、鋭意編集中

ファイギ社長は『キャプテン・マーベル』に主演するブリー・ラーソンについて、「素晴らしい、最高の俳優です」と一言。続けて製作の進捗状況について述べている。

まだ編集作業中なんですよ。VFXがついて、音楽がついて、最終段階です。(ゴールデングローブ賞の)レッドカーペットでお話ししているのでなければ、僕は編集室にいるところですね。(『キャプテン・マーベル』に関わっていない)残りのメンバーは『アベンジャーズ/エンドゲーム』の方をやっています。」

『キャプテン・マーベル』については、先日、米国の映画館AMC Theatresなどのウェブサイトで上映時間に関する情報が告知されていた。しかし肝心の本編が完成していない以上、そこで告知された上映時間は最終決定版ではないとみられる。今後、追って正式な情報が告知されることになるだろう。

『キャプテン・マーベル』

『キャプテン・マーベル』は、1995年を舞台に、“MCU史上最強のヒーロー”であるキャロル・ダンバース/キャプテン・マーベルのオリジン(起源)を描く物語。宇宙空間で圧倒的な戦闘能力を見せつける姿は、すでに公開されている予告映像でも確認することができる。

主人公キャロル・ダンバース/キャプテン・マーベルを演じるのは『ルーム』(2015)のブリー・ラーソン。『シャーロック・ホームズ』シリーズのジュード・ロウ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のベン・メンデルソーンがMCU作品に初出演する。

おなじみのニック・フューリー役を演じるサミュエル・L・ジャクソン、『アベンジャーズ』(2012)以来のスクリーン復帰となるフィル・コールソン役のクラーク・グレッグは、1995年が舞台とあって、全編デジタル処理によって若き日の姿で出演。さらに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)のロナン(リー・ペイス)&コラス(ジャイモン・フンスー)も登場する。

脚本&監督を務めるのは、『なんだかおかしな物語』(2010)や『ワイルド・ギャンブル』(2015)の新鋭ライアン・フレック&アンナ・ボーデン。MCUに女性監督が登板するのもアンナが初めてとなる。

映画『キャプテン・マーベル』は2018年3月15日(金)全国ロードショー

『キャプテン・マーベル』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html

Source: MTV News

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。