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『キャプテン・マーベル』スタン・リーのカメオ出演シーン、監督も思わず感動「目が潤んだ」

Photo by THE RIVER

2018年11月、マーベル・コミックの巨匠スタン・リー氏が死去した。多数のマーベル映画にカメオ出演してきたスタン氏だが、2019年3月4日現在、公開を控えている出演作品はさほど多くないとみられる。正式にどこまで撮影されていたかは告知されていないが、残すは『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日公開)のみとの見立てが有力だ。

例に漏れず、マーベル・スタジオは『キャプテン・マーベル』におけるスタン氏の出演シーンを明かしていない。しかしながら、どうやら本作におけるスタン氏の出番は非常にエモーショナルなものとなっているようだ。アンナ・ボーデン&ライアン・フレック監督が語っている。

『キャプテン・マーベル』の英国プレミアにて、ふたりは英Metroのインタビュアーに「スタン・リーの出演シーンについて、少しだけ教えてもらえませんか?」と尋ねられている。するとアンナ監督は、プロデューサーのジョナサン・シュワルツ氏を見つめて「今、ここでクビになりたくないので(笑)」と一言。隣のライアン監督は爆笑である。

「ここまできてクビになるなんておかしいでしょう。だから、言っちゃいけないことは言いたくないんですけど、ただ…確かに、この映画ではスタン・リーに賛辞を捧げたいと思っていました。(スタンの出演シーンは)マーベルのアイデアなんです。聞かされた時には、家で目が潤んでしまいましたね。とても感情がこみあげてきて。」

これまであらゆる形で映画に登場してきたスタン氏だが、本作の出演シーンはマーベルによって決められたものだという。もちろん撮影は死去の前に行われたため、当初はスタン氏を追悼する意図で用意されたシーンではなかったわけだ。米FOX 5 DCによるインタビューで、ライアン監督はスタン氏の出演シーンについてこう述べている。

「脚本を読んで、“スタン・リーの出番をどこにしよう?”と話しました。ふさわしい出番だと思いますよ、そういうシーンに出てもらったんです。」

ところでアンナ&ライアン監督は、スタンの出演シーンを演出する機会に恵まれた幸運な人物だ。マーベル・シネマティック・ユニバースで、きっとスタン氏の負荷をなるべく軽減するためであろう、複数作品の出演シーンをひとりの監督がまとめて撮ることもあったという。たとえば『ドクター・ストレンジ』(2016)や『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の出演シーンは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)のジェームズ・ガン監督が担当していたのだ。

ライアン監督はスタン氏が撮影現場を訪れた際について、このように振り返っている。

「セットに来てもらえて、本当にすばらしかった。お会いできて、とても光栄でした。彼はこの世界の伝説だし、誰もが大きな敬意を払っています。(スタンの撮影では)人がぞろぞろやってきて――僕らの知らなかったようなスタッフさえもね――彼に握手してもらおうとしていました。本当に良かったですよ。」

映画『キャプテン・マーベル』は2018年3月15日(金)全国ロードショー

『キャプテン・マーベル』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html

Sources: Metro.co.uk, FOX 5 DC, ComicBook.com

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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