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クリス・プラット主演『カウボーイ・ニンジャ・バイキング』米国公開が無期限延期に

クリス・プラット
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28662620855/

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクリス・プラットが主演する、映画『カウボーイ・ニンジャ・バイキング(邦題未定、原題:Cowboy Ninja Viking)』の米国公開が無期限延期となった。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

本作は“カウボーイ・忍者・海賊(バイキング)”の人格を持つ最強の暗殺者を巡る物語。2018年9月中旬から撮影開始、2019年6月28日に全米公開予定だった。監督は「ウォーキング・デッド」(2010-)や「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)などに携わってきたミシェル・マクラーレン。出演者はクリス・プラットのほか、映画『ベイウォッチ』(2017)のプリヤンカ・チョープラーがヒロイン役で出演交渉中だと報道されたばかりだった。

The Hollywood Reporterの得た情報によると、本作の脚本には何らかの問題が生じており、企画中断の噂は2018年3月頃から流れていたとのこと。また米Deadlineによれば、現地時間の8月6日に突然製作を停止することが決定、今回の発表に至ったようで、物語が一部変更されるとも噂されている。
ただし企画自体は今後も続行し、出演予定のプラット、チョープラー、そして監督のマクラーレンも、引き続きこのプロジェクトに関わっていくそうだ。配給を手がけるユニバーサル・ピクチャーズは、スケジュールを再調整した上で公開予定日を再設定するとコメントしている。

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問題が生じたとされる本作の脚本は、デッドプール』(2016)のレット・リース&ポール・ワーニック、『ハングオーバー!!! 最後の反省会』(2013)のクレイグ・メイジンによる草稿をもとに、『タイタンの逆襲』(2012)のダン・マゾーと『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)のライアン・エングルが執筆していた。今回の中断によって新たな脚本家が起用される可能性もあるだろう。

『カウボーイ・ニンジャ・バイキング』は6,500万ドルもの予算が与えられ、シリーズ化も検討されている作品だ。今回の無期限延期には、公開日に合わせて急いで制作するのではなく、全てが万全に整った上で撮影を開始する狙いがあると思われる。公開が先になるのは残念だが、続報を前向きに待ちたい。

Sources: Deadline, Variety, THR
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

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Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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