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『星の王子 ニューヨークへ行く』第3作の構想、すでにあり ─ 「16年間は実現しない」とエディ・マーフィ、その理由とは

星の王子ニューヨークへ行く 2
(c)Images courtesy of Amazon Studios

『星の王子 ニューヨークへ行く』(1988)から30年以上の時を越えて蘇る続編映画『星の王子ニューヨークへ行く 2』が、2021年3月よりAmazon Primeで配信開始となった。エディ・マーフィ演じる主人公アキームの復活に往年のファンは胸を踊らせたはずだが、なんとすでに第3作の構想が練られているのだという。

舞台は緑豊かな王国ザムンダ。『星の王子ニューヨークへ行く 2』では、新たに戴冠した国王アキームと彼の親友であるセミが、アフリカからニューヨーク・クイーンズを目指し、全く新しい陽気な冒険を繰り広げていく。

第2作は配信開始から好調なスタートを見せている模様。視聴者数に関する配信初週末のオープニング記録が、米HBO Max配信の『ワンダーウーマン  1984』(2020)や、Amazonオリジナル作品『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』(2020)を上回る成績を収めたと伝えられているのだ。

そんな第2作の続編なる構想を、米トーク番組LIVE with Kelly and Ryanに出演したマーフィが明かしている。「『星の王子ニューヨークへ行く3』には取り組んでいるですか?」と尋ねられると、「私自身の中ではアイデアがあるんです」とマーフィは返答。ただし、その実現には時間が必要なようで…。

16年間は実現しないと思います。やるには私が75歳でなければいけないんです。75歳のふりをするのではなく、実際に75歳じゃなきゃいけないんですよ。

16年後というのは、現在59歳のマーフィが75歳を迎える年。なぜ75歳でなければいけないのかは気になるところだが、これが本当に実現するのならば第3作の公開は2037年ということになる。第2作では、知られざる自分の息子を皇太子としてザムンダに迎えるべく、ニューヨークへ出発するアキームが描かれているが、第3作では何を目的に大都会へ赴くことなるのだろう。

ちなみに、第2作を手がけたクレイグ・ブリュワー監督も以前、第3作の製作について意欲を示しており、一つの目安として「2年後ぐらいに次の作品に取りかかれるなんてことがあったら嬉しい」と語っていた。これは16年後というマーフィのアイデアとはかけ離れているが、もしかするとマーフィが考えている第3作の案について、ブリュワー監督は知らないのかもしれない。

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Source: THR,LIVE with Kelly and Ryan

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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