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『死霊館4』製作決定、シリーズ脚本家が続投 ─ パトリック・ウィルソン&ヴェラ・ファーミガも復帰の見込み

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
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人気ホラー映画シリーズ『死霊館』の第4作(タイトル未定)が製作されることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

『死霊館』シリーズは、2013年の第1作『死霊館』が高評価・大ヒットを記録したことを受け、米ワーナー・ブラザースがユニバース作品として展開してきたもの。メインシリーズ『死霊館』のほか、呪われた人形・アナベルにフォーカスした『アナベル』シリーズ、悪魔のシスター・ヴァラクのスピンオフ『死霊館のシスター』シリーズ、中南米の怪談に基づく『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』(2019)が製作されている。

このたび製作が決定したのは、メインシリーズ『死霊館』の第4作。同シリーズでは実在の事件に基づき、心霊研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫婦が怪異に挑んでいく。なお、新作で描かれる事件は明かされていない。

脚本を執筆するのは、第2作『死霊館 エンフィールド事件』(2016)と第3作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(2021)を執筆したデヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック。近年はDC映画『アクアマン』(2018)や続編『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)』(2023)の脚本でもワーナーの信頼を得ており、すでに『ザ・フラッシュ(原題)』(2023)の続編映画も執筆していることが報じられた

プロデューサーには、『死霊館』ユニバースの全作品に携わるジェームズ・ワンピーター・サフランが続投。出演者には、『死霊館』シリーズのみならずスピンオフ作品でもウォーレン夫妻を演じてきたパトリック・ウィルソンヴェラ・ファーミガが復帰するとみられるが、現時点で出演契約は結ばれていない。なお、監督を務める人物は未定。

『死霊館』ユニバースは拡大を続けており、現在は『死霊館のシスター』の続編映画『The Nun 2(原題)』の撮影がフランスにて進行中。同作は2023年9月8日に米国公開予定で、監督は『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』のマイケル・チャベスが担当。脚本家にはジェームズ・ワン監督作『マリグナント 狂暴な悪夢』(2021)のアケラ・クーパーらが起用された。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。