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キアヌ・リーブス『コンスタンティン2』は生きていた ─ 「ミーティング中」と監督、R指定に意欲

コンスタンティン
© Warner Bros. Supplied by PCN 写真:ゼータ イメージ

キアヌ・リーブス主演、2005年に公開されて人気を博したDC映画『コンスタンティン』の続編については状況が二転三転していたが、今も企画が生きていることが分かった。

ヴァーティゴ・コミックスの原作を基にした映画版の続編は2022年9月に製作が発表され、主演のキアヌ・リーブスとフランシス・ローレンス監督をはじめ、プロデューサー陣も復帰すると報じられた。ところが、その約2ヶ月後にDCスタジオの共同CEO兼会長にジェームズ・ガンとピーター・サフランが就任し、DCの大刷新がスタート。新DCユニバースのチャプター1となる「Gods and Monsters」のラインナップに、『コンスタンティン2』は含まれていなかった。

その後、新DCユニバースで続編は「再検討中」状態に企画が後退したと伝えられ、続けてリーブスも「試みてはいるのですが、実現するかどうか分からないんです」と少しトーンダウンした口調でコメント。もはや続編は期待できないのかと不安視されていたなか、前作でプロデューサーを務めたアキヴァ・ゴールズマンが、2023年5月に全米脚本家組合(WGA)のストライキが始まる前に続編の脚本に取りかかっていたが、ストライキが始まったため執筆を中断せざるを得なかったと認めていた。

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ピケ張りが開始されてから約半年後となる9月末にWGAのストライキが終了したが、それから続編について何か進展はあったのだろうか。前作で監督を務めたフランシス・ローレンスが米GameStopのインタビューで、期待が持てそうな言葉を発している。

「『コンスタンティン2』は、言うまでもなく脚本家のストライキで中断されたので、キャラクターを再びコントロールするためにハードルをいくつか飛び越えなければなりませんでした。他の人たちがヴァーティゴの作品をコントロールしていましたからね。今は僕たちがコントロールしています。キアヌとアキヴァ・ゴールズマンとミーティングを重ねて、どんなストーリーになるか考えを練り上げてきました。もっとミーティングをやらないといけないし、脚本も執筆しなくてはいけませんが、『コンスタンティン2』を製作して本物のR指定版に出来ることを望んでいます。」

以前にローレンス監督は、ワーナー・ブラザースが定めた暴力や性的描写の観点でPG-13のルールに従ったため、レーティングはR指定だったものの、実質的にはPG-13の映画になってしまったことを後悔したと吐露。「リアルにR指定の『コンスタンティン』を作りたい」と意気込みを語っていたが、その気持ちは今も変わっていないようだ。

WGAのストライキ終了を機に、『コンスタンティン2』の製作が大きく前進することを期待したい。

Source:GameStop

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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