トム・ヒドルストン主演『コリオレイナス』無料配信、期間限定で開始 ─ シェイクスピア最後の悲劇、圧巻のパフォーマンスを観よ

『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で知られるトム・ヒドルストンが主演を務めた、2014年の主演舞台『コリオレイナス(Coriolanus)』の限定無料配信がスタートした。配信期間は日本時間の2020年6月12日(金)午前3時までとなる。
本配信は、英ナショナル・シアターの傑作舞台を映画館で上映する「ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)」より、新型コロナウイルスの影響を受け、作品を週替わりに無料配信する「ナショナル・シアター・アット・ホーム」の一環として実施されているもの。日本版公式Twitterによると、『コリオレイナス』は「日本では再上映の希望を出しても承認が降りなくなって久しい」という。貴重な機会、必ずやお見逃しのないように。
『コリオレイナス』でトム・ヒドルストンが演じるのは、ローマの将軍ケイアス・マーシアス。敵国の脅威が高まるなか、飢餓にあえぐ市民たちはマーシアスへの不安を高めていた。そんな中、隣国ヴォルサイとの戦いでマーシアスは都コリオライを制圧、戦功にちなみ「コリオレイナス」の名を与えられる。ところが、祖国で彼を待っていたのは利害を優先する政治と謀略だった。罠にかかったコリオレイナスは地位を失い、ローマから追放される。怒りに燃えたコリオレイナスは、敵国ヴォルサイを訪れ、宿敵オーフィディアスとともに祖国ローマに攻め入ろうと目論む……。
ウィリアム・シェイクスピアにとって“最後の悲劇”ともいわれる本作は、まごうかたなき政治劇。配信されているのは、2014年、英ロンドンのドンマー・ウエアハウスにて上演されたもので、演出は同劇場の芸術監督だったジョージー・ルークが務めた。のちにシアーシャ・ローナン&マーゴット・ロビー主演映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(2018)を手がけている人物だ。
出演者はトム・ヒドルストンのほか、「SHERLOCK/シャーロック」(2010-)のマーク・ゲイティス、ハドリー・フレイザー、アルフレッド・イーノック、デボラ・フィンドレイら。残念ながら日本語字幕はないが、英語字幕での観賞が可能。シェイクスピアによるせりふの力、俳優陣のパフォーマンスをじっくりと堪能したい。鑑賞後には、トムとデボラ、演出家のジョージーによるオンラインでのアフタートークも楽しもう。
「ナショナル・シアター・アット・ホーム」では、過去にベネディクト・カンバーバッチ主演『フランケンシュタイン』をはじめ、『欲望という名の電車』『宝島』『ジェーン・エア』『十二夜』など、そうそうたる作品群が配信されてきた。日本版「ナショナル・シアター・ライブ」も例年充実のラインナップなので、映像を観たら、ぜひNTLive日本版公式サイトをチェックし、劇場に足を運んでほしい。
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