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「カウボーイビバップ」ドラマ版、継続を求める署名運動が開始 ─ Netflixの打ち切り決定を受けて

カウボーイビバップ
Netflixシリーズ「カウボーイビバップ」独占配信中

日本発の人気アニメーション作品を実写ドラマ化した、Netflixシリーズ「カウボーイビバップ」の製作継続を求める署名運動が話題だ。本作はNetflixの注目企画として2021年11月19日に全世界で配信がスタートしたが、12月10日にはシーズン1限りでの打ち切りが決定していた。

配信開始後、わずか1ヶ月にも満たずに打ち切りが決まったことについては、キャスト&スタッフのみならず、この野心的なドラマ化を評価していたファンの間でも落胆の声が続出していた。Netflixは打ち切りの理由を発表していないが、批評家や観客からの厳しい評価、また視聴数の伸び悩みなどが大きく作用したものとみられている。

これを受けて、署名活動サイトChange.orgでは、打ち切り決定の直後から「実写版カウボーイビバップを守れ(Save the live action cowboy bebop)と題した運動がスタートしている。発起人のライアン・プロッファー氏は、「実写版カウボーイビバップのシーズン2(あるいはそれ以上)を求める方々のために。アニメをそのままコピーせずに作り上げられた世界は素晴らしく、シーズン2が作られるにふさわしいものでした」と記した。なお、署名数は12月18日13:00時点で21,000を突破している。

「カウボーイビバップ」は宇宙を舞台に、“カウボーイ”と呼ばれる賞金稼ぎのスパイク・スピーゲル、ジェット・ブラック、フェイ・ヴァレンタインが、それぞれ複雑な事情を抱えながら、凶悪な犯罪者を追って太陽系を駆け巡るストーリー。打ち切りの決定後、共同エクゼクティブ・ディレクターのジャヴァイア・グリロ=マルクスアチは「シーズン2はすごいプランが沢山あったのにね」、脚本コーディネーターのナオミ・マークマンは「シーズン2の脚本を誰よりも読んだ一個人として……クソもったいないよ」との思いを吐露していた。

Netflixシリーズ「カウボーイビバップ」は独占配信中。

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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