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Amazonで『クリード』ユニバース拡大か ─ スピンオフ映画・ドラマ・アニメ企画が検討中

クリード 過去の逆襲
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『ロッキー』新章となる『クリード』シリーズを、Amazonにて映画やドラマ・アニメシリーズで拡大する検討が進んでいるようだ。米Deadlineが報じている。

情報筋によると、本シリーズの製作スタジオであるMGMを買収したAmazonは、最新作『クリード 過去の逆襲』で監督デビューを飾った主演のマイケル・B・ジョーダンと共に、『クリード』関連の多種多様なプロジェクトについてミーティングを重ねてきたという。

現時点で企画は検討段階であるため詳細は不明だが、『クリード』のアニメシリーズが進行しているとの話や、実写版ドラマシリーズの構想もあり、主人公アポロ・クリードの娘・アマラを主役に据えたプロジェクトも浮上しているのこと。『過去の逆襲』では本作で映画デビューを飾り、聴覚障害を持つミラ・デイヴィス・ケントがアマラ役を演じている。

また、『ロッキー4/炎の友情』(1985)で初登場し、『クリード 炎の宿敵』(2018)にて再登場を果たしたイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)と、息子・ヴィクター(フロリアン・ムンテアヌ)にフォーカスしたプロジェクトも生き残っている模様。2022年7月に発表された同企画はドラマ化の話もあったようだが、情報筋の話では映画として製作される方向性は変わらないという。ドラゴ親子のスピンオフの脚本は依頼されているが、実際に製作されるかどうかは未定。脚本家に就任していた、『ロッキー』の舞台裏を描く『Becoming Rocky(原題)』でペンを執ったロバート・ロートンが、今もプロジェクトに残留しているのかどうかは不明だ。

『クリード』メインシリーズが『過去の逆襲』以降も作品を重ねていく見込みもある。2023年2月にはジョーダン自身がシリーズ4作目が製作予定であり、「『クリード』バースを広げたい」と抱負を語っていた。

2023年3月3日に米国公開された『過去の逆襲』は世界興行収入が1億ドルを超え、大ヒットを記録している。この勢いに乗り、『クリード』バースが更に拡大となるか新情報を待ちたい。

『クリード 過去の逆襲』は2023年5月26日に日本公開。

Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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