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『クリード』第3作、主演マイケル・B・ジョーダンが監督に就任

クリード 炎の宿敵
©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

シルベスター・スタローン主演『ロッキー』シリーズの新章である、映画『クリード』第3作(タイトル未定)で、主演俳優のマイケル・B・ジョーダンが監督を務めることがわかった。出演者のテッサ・トンプソンが明かした。

マイケル・B・ジョーダンが『クリード』第3作を手がけるという可能性は、2019年9月にプロデューサーのアーウィン・ウィンクラー氏が示唆していたもの。氏によると、2018年の時点でマイケルには主演・監督を兼任するアイデアが提案されていたという。その後、2020年10月には、米Deadlineが「マイケルが『クリード3』への監督就任を検討している」とも報じていた。

このたび、主人公アドニス・クリードの妻・ビアンカ役のテッサ・トンプソンは、米MTV Newsにて「マイケルが『クリード』の次回作を撮ります」と発言し、一連の報道を認めた。マイケルといえば「2020年もっともセクシーな男性」に選出されたことも話題だが、テッサは「知らないふりをするつもり。『クリード』を撮る時は必要ない情報だし…」とジョークを飛ばしている。「私には荷が重すぎる」「監督として接するときはセクシーさを抑えてほしい」と饒舌だ。

『クリード』シリーズではスタローン演じるロッキー・バルボアを師匠役に、アポロ・クリードの息子であるアドニスの物語が描かれてきた。『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)が高い評価を受け、『クリード 炎の宿敵』(2018)では、『ロッキー4/炎の友情』(1985)のイワン・ドラゴが再登場し、その息子ヴィクターとアドニスが激突。マイケルは第1作のライアン・クーグラー、第2作のスティーヴン・ケイプル・Jr.に続いて監督のバトンを担う。

なお、テッサによると『クリード』第3作は2021年後半に撮影開始予定。脚本は、ウィル・スミス主演『King Richard(原題)』の新鋭ザック・ベイリンが執筆する。

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Sources: MTV News, Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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