『クルエラ』続編、企画が進行中 ─ 監督&脚本が続投の見込み

エマ・ストーン主演、『101匹わんちゃん』(1961)のヴィラン・クルエラの誕生秘話を実写映画化したディズニー映画『クルエラ』の続編映画が企画されていることがわかった。米Deadlineなどが報じている。
本作は、1970年代のロンドンを舞台に、デザイナーを夢見る少女エステラ(エマ・ストーン)が、カリスマファッション・デザイナーのバロネスとの出会いをきっかけに、“クルエラ”という狂気に満ち溢れたヴィランへと染まっていく物語。本国アメリカでは、2021年5月28日に映画館&ディスニープラス プレミアアクセスで公開された。(日本での劇場公開は1日早い5月27日)。アメリカでのオープニング記録は、同週公開の『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021)に次ぐ2位にランクイン。本記事掲載時点で、世界累計興行収入は8,710万ドル、日本円にして約95億円を記録している。
この成功を受けて、さっそく続編の製作が決定となった。報道によれば、企画は初期段階にあるという。続編には、第1作監督のクレイグ・ガレスピーと、脚本のトニー・マクナマラの続投が見込まれている。
米ウォルト・ディズニー・カンパニーの広報担当は、「「クルエラ」の興行的成功と、これまでのディズニープラス プレミアアクセスでの好調な業績を大変喜ばしく思っております」と声明を発表。「本作は、世界中の観客から非常に高い評価を頂いており、公開週末にはRotten Tomatoesのオーディエンス・スコアが97%、CinemaScoreではすべての層でA評価を得まして、弊社の実写版リメイク作品の中でも最も人気の高い作品のひとつとなっています。観客のみなさまがこの素晴らしい作品を引き続き楽しんでいただけるよう、ロングランを期待しています」と述べた。
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Source: Deadline(1,2),Box Office Mojo