【似てる?】『ジャスティス・リーグ』エズラ・ミラー、若きサルバドール・ダリ演じる ─ 伝記映画『ダリ・ランド』で

『ジャスティス・リーグ』(2017)のフラッシュ役や『ファンタスティック・ビースト』のクリーデンス・ベアボーン役で知られるエズラ・ミラーが、画家サルバドール・ダリの伝記映画『ダリ・ランド(仮題、原題:Dali Land)』に出演することが分かった。エズラは若き日のダリを演じる。米国時間2018年5月11日、Deadlineなど複数メディアが報じている。

1904年生まれのサルバドール・ダリは、シュルレアリスムを代表する画家で、著名な作品に「記憶の固執」「燃えるキリン」などがある。また私生活ではエキセントリックな言動でも知られている。
そんな「奇人画家」ダリの自伝映画『ダリ・ランド』が製作されることは、2018年5月の初めに報じられた。今作で成長したダリを演じるのは『ガンジー』(1982)『ザ・ウォーク』(2016)『セルフレス/覚醒した記憶』(2015)などで知られる名優ベン・キングスレー。『マレフィセント』(2014)『ファントム・スレッド』(2018)のレスリー・マンヴィルがダリの横柄な妻ガラを、『レザボア・ドッグス』(1992)『ヘイトフル・エイト』(2015)のティム・ロスがダリの右腕となる助手キャプテン・ムーアを演じる。アート好きの青年ジェームズ役に抜擢されたのは『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009)「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(2015-)で知られるフランク・ディレインだ。
伝えられるところによると、同作は1973年のニューヨークをスペインを舞台に、画廊でアシスタントとして働く青年ジェームズの視点でストーリーが進む。ジェームズは20世紀を代表する画家ダリによる素晴らしい芸術作品の秘密を知りたがっている。やがて彼はきらびやかなパーティーや個人的な争い、そして金とドラマ渦巻く芸術の世界に呑み込まれていく……というストーリーになるようだ。
本作でメガホンを取るのは『アメリカン・サイコ』(2001)『モスダイアリー』(2011)のメアリー・ハロン。ハロン、そして短編映画『Sonnet for a Towncar(原題)』(2010)『Armani(原題)』(2012)などでハロンとコンビを組んだジョン・C・ウォルシュが共同で脚本を執筆する。
エズラ・ミラーの出演最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、2018年11月23日より全国ロードショー。