『007』ダニエル・クレイグ、英海軍より名誉司令官に任命される ─ ジェームズ・ボンドと同位の称号

『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンド役で知られるクレイグ、ダニエル・クレイグが、イギリス海軍(Royal Navy)の名誉司令官(Honorary Commander)に任命されたことがわかった。英海軍の公式サイトやTwitterでは、制服に身を包んだクレイグ司令官の姿を捉えた写真が公開されている。
Welcome to the #RoyalNavy, Commander Daniel Craig! He said: “I am truly privileged and honoured to be appointed the rank of Honorary Commander in the senior service.”
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— Royal Navy (@RoyalNavy) September 23, 2021
ダニエルの名誉司令官就任は、最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開が目前に迫った現地時間2021年9月23日に発表された。この称号の役割は、実際にダニエルが現場に赴いて指揮を執るということではなく、「現代における英海軍の活動を世界に広めるためのアンバサダー」だと英海軍は伝えている。
このたびダニエルが授けられた名誉司令官が英海軍におけるどの階級に相当するかは定かでないが※、英The Timesや米Deadlineをはじめとする各国メディアは、「ジェームズ・ボンドの階級と同ランク」の称号だと報じている。原作小説におけるジェームズ・ボンドは、元海軍中尉という設定だが、いずれにせよダニエルもリアルライフでジェームズ・ボンドになってしまったわけだ。
※Commanderは英海軍における「中佐」の階級
英海軍の発表にあわせ、ダニエルも「海軍の名誉司令官に任命されたことは心から光栄に思います」とコメントを寄せている。ダニエルが着用している制服には「Craig」とラストネームの刺繍が施されているが、その姿は彼が映画で演じるボンドにしか見えない。
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2021年9月28日にワールドプレミア。日本では10月1日(金)に公開予定。
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Source:Royal Navy,The Times,Deadline