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『エブエブ』監督コンビ、『スター・ウォーズ』新作手がける ─ ジュード・ロウ出演ドラマ「スケルトン・クルー」参加へ

Photo by CalTV https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Swiss_Army_Man_Interview_with_Daniel_Scheinert_and_Daniel_Kwan_(cropped).jpg

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で2023年(第95回)アカデミー賞を席巻した監督コンビの「ダニエルズ」ことダニエル・クワン&ダニエル・シャイナートが、『スター・ウォーズ』新作ドラマ「スケルトン・クルー(原題)」のエピソード監督に加わっていることが明らかになった。米One Take Newsが伝えた後、The Hollywood Repoterも報じた。

2016年の『スイス・アーミー・マン』で注目を集めたダニエルズは、『エブエブ』の評判が高まるにつれ賞レースの話題の的に。アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞など7部門を受賞。本年度最多受賞を果たした。

「スケルトン・クルー」の撮影は2022年下旬から2023年1月にかけてすでに行われていたので、ルーカスフィルムは『エブエブ』が賞レースで話題になる以前からダニエルズを起用していたことになる。「マンダロリアン」は配信開始が近づくまでエピソード監督の発表を行わないが、同様に「スケルトン・クルー」の監督陣は現時点で全て判明していない。ダニエルズが何エピソードを手掛けるのかも不明だが、One Take Newsは「少なくとも1話」と伝えている。

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「スケルトン・クルー」の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)後で、「マンダロリアン」(2019−)と同じ時代にあたる新共和国時代。その時代の銀河に迷い込んだ“小さな小さな惑星”の子どもたちが、家に帰るため奮闘する物語が描かれる。

製作はMCU版『スパイダーマン』3部作監督のジョン・ワッツ。『ファンタスティック・ビースト』シリーズのダンブルドア役で知られ、MCU映画『キャプテン・マーベル』(2019)などのジュード・ロウが出演。脚本を担当するのは、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)でワッツとタッグを組み、『カオス・ウォーキング』(2021)などにも参加したクリストファー・フォードだ。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『スパイダーマン』3部作を手掛けたジョン・ワッツが監督を務めており、「スティーヴン・スピルバーグによる1980年代の青春冒険映画の銀河版」のような作風と形容されている。

ダニエルズは『スイス・アーミー・マン』『エブエブ』で、クレイジーなほどのユーモアを炸裂させながら、思いの外ハートフルな作風で唯一無二の世界観を生み出した。『スター・ウォーズ』ユニバースとどう調和するかが楽しみなポイントとなりそうだ。

Source:The Hollywood Repoter,One Take News

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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