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「デアデビル:ボーン・アゲイン」は法廷ミステリー調の作品に、「弁護士マット・マードックを掘り下げる」とチャーリー・コックス

デアデビル:ボーン・アゲイン
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新たなドラマシリーズ「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」は、マーベル・スタジオが並々ならぬ気合いとリソースを投入する一作だ。従来のMCUドラマは1シーズンあたり6話、あるいは9話構成が基本だったが、本作は異例の全18話構成。Netflix版「Marvel デアデビル」(2015-2018)からの“復活”となる。

NMEの取材にて、デアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックスは「(1シーズン)18話になった理由を知って興味を惹かれました」と語っている。「ボーン・アゲイン」は、Netflix版には希薄だった要素を取り上げた、また新しい切り口のストーリーになるようだ。

「僕がイメージしているのは、昔ながらの“事件モノ”めいた要素が入った作品です。必ずしも毎週異なる事件ではなくとも、弁護士マット・マードックを深く掘り下げ、彼の生活がどんなものかを知ることができる。きちんと描ければ、その世界で彼が必死に働く様子を見せられるし、とても面白い作品になると思います。スーパーヒーローの日常生活に時間を費やしてから、彼がスーツを着る瞬間を見せられますよね。」

同じく英GQでも、コックスは本作のミステリー作品としての要素に言及。こちらでは「これだけのエピソードを準備しているのは“法廷モノ”の影響が大きいから」と述べ、現在は撮影に向けてコミックをすべて読み返していること、弁護士としてのマット・マードックをリサーチすることに集中していることを認めた。「(弁護士としての)側面は、過去にはそれほどきちんと描いてこなかったので」。

コックスによると、本作の撮影は2023年2月から12月にかけて、約1年間を費やして実施される予定。コックスは役柄のリサーチだけでなく、デアデビル役にふさわしい体型を求めてトレーニングや発音の訓練を続けるという。過去に演じたキャラクターではあるものの、「もう知っている役柄だとは思わず、初めての仕事のように調べ直し、取り組み直したい」とはコックスの談。最良の作品を目指し、役柄を深め続けたいとも語られている。

NMEにて、コックスは「成功の瞬間を楽しむために全力を尽くさなければ」と強調した。「デアデビルに戻ってこられて本当にうれしいけれど、僕の年齢(現在40歳)で、スーパーヒーロー映画やドラマの主役をいつまで続けられるか。おそらく、すごく長いわけではないと思うんです」。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」は2024年にディズニープラスにて配信予定。

Source: NME, GQ

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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