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「デアデビル:ボーン・アゲイン」はNetlifx版を引き継ぐ予定ではなかったが、ファンの意見で変更 ─ クロスオーバーもたくさんあり

Marvel デアデビル
Patrick Harbron/Netflix

かつてNetflixでドラマシリーズが展開された後、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で新たに蘇る「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」。オリジナルキャストの多くが復帰するが、当初はNetflix版の内容を引き継ぐ計画ではなかったという。デアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックス、キングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオが米TV Insiderに語った。

「デアデビル」は、子供時代に視力を失ったマット・マードックが、昼は弁護士として、夜はスーパーヒーローとして活躍する様を描いたアクションドラマ。2015年~2018年に全3シーズンがNetlifxでリリースされたが、その間MCUとクロスオーバーすることはなかった。一方、ディズニープラスで復活する「デアデビル:ボーン・アゲイン」には、Netflix版との“クロスオーバー”が「たくさん」あるという。

もっとも本作は当初、Netlifx版とは切り離して企画されていたようだ。ドノフリオによれば、「最初は(Netlifx版との繋がりは)全く予定されていなかったけど、今はたくさんある」とのこと。こうした変更には、2023年10月に報じられた撮影済みエピソードの再評価やクリエイティブチームの一新が関係しており、これをきっかけにNetlifx版へ傾倒することを決定した模様。実際にその後、フランクリン・“フォギー”・ネルソン役のエルデン・ヘンソン、カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォールの再登場、そしてリキャストを経て、ヴァネッサ・フィスク役としてのアイェレット・ゾラーの復帰が伝えられた。

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またNetlifx版にオマージュを捧げるという方向性は、オリジナルキャストの復帰を望むファンの声も大きかったという。コックスは「ファンのおかげであり、スタジオのおかげでもあると思います」と述べ、次のように語った。

「これは本当に絶妙なバランスです。すごく愛されていて、成功した番組をリメイクし、それをシーズン1と呼ぶとします。であれば、(オリジナルの)ファンが好きだったことをやらなくてはならない。しかし、リメイクする理由も必要です。なので、少し変える必要があります。本当に絶妙なバランスを見つけることが重要です。」

では「デアデビル:ボーン・アゲイン」は、その絶妙なバランスを取ることができたのだろうか?この質問に対し、コックスはこう語った。「素晴らしい仕事を成し遂げたと思います。オリジナルのファンが気に入ってくれることを願っていますし、途中で新しいファンが増えることも期待しています」。

「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」は、2025年3月にディズニープラスで配信予定。

Source:TV Insider

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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