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【ネタバレ】「デアデビル:ボーン・アゲイン」第3話の衝撃に海外ファン絶句「まさか」「やっぱり」

デアデビル:ボーン・アゲイン
(c) 2025 Marvel

この記事には、「デアデビル:ボーン・アゲイン」第3話「手のなかの空虚」のネタバレが含まれています。

デアデビル:ボーン・アゲイン
(c) 2025 Marvel

「デアデビル:ボーン・アゲイン」第3話「手のなかの空虚」は、またも衝撃のエピソードだった。

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警官殺しの容疑がかけられたヘクター・アヤラ裁判が描かれた本エピソードで弁護士マット・マードックは、アヤラの正体がヴィジランテのホワイト・タイガーであると暴露するという荒技を展開しながら、被告人の正義感を代弁し、見事無罪を勝ち取る。しかし、この判決は当然ながら汚職警官らの反感をも買った。無罪判決が言い渡される間、傍聴席の警官らは不服そうな表情を浮かべる。加えて、反ヴィジランテを唱えるウィルソン・フィスクNY市長も一層の怒りを滲ませる。

デアデビル:ボーン・アゲイン
(c) 2025 Marvel

無罪放免となったアヤラは再びホワイト・タイガーのマスクとコスチュームに身を包み、夜の自警活動に出かけるのだが、そこに男の影が忍び寄る。すると躊躇いもなく拳銃でホワイト・タイガーの頭に砲撃。即死だろう。射撃犯は黙って立ち去るが、その胸にはパニッシャーのドクロマークが描かれていて……。

突然の展開に、衝撃が走った。海外のリアクション系YouTuberたちも、このシーンには驚きの反応を見せている。彼らはキングピンのモノローグと共に、ホワイト・タイガーが暗い路地を歩く場面から悪い予感を持ち始め、銃撃シーンでは声をあげて驚いたり、「やっぱりな」といった表情を浮かべたりしている。ホワイト・タイガーの活躍に期待していたNew Rockstarsはうなだれるように絶叫し、ブーイングを発したり、「最悪の展開」と発したりした。とりわけ、ホワイト・タイガー役を演じたカマル・デ・ロス・レイエスがこの撮影の後、2023年に亡くなったことにも心を痛めている様子だ。

しかし、パニッシャーのマークを見たリアクションは、「フランクのわけがない」「警官の仕業だ」と異口同音。pReview’dThe NormiesHeroes ReforgedLate to the PartyKristian HarloffThe Media KnightsCos CavazosReel RejectsといったYouTuberたちが全く同じ反応を示している。

「ボーン・アゲイン」では、ジョン・バーンサルによるパニッシャー/フランク・キャッスルが再登場。髭と髪を伸ばしたフランクがマット・マードックに迫る様子が予告編映像でも切り取られていた。ニューヨーク市警の一人が同僚の恨みを晴らすため、パニッシャーの模倣犯として私刑に打って出たのだとしたら?自身の影響が予期しない形で街に現れたことに、フランクは腹を立てるに違いない。同じくマット・マードックは、アヤラ殺害によってまたも法の無力さを痛感し、より暗い道へと誘われてしまうかもしれない。

パニッシャー
Jessica Miglio/Netflix

ちなみにパニッシャーのシンボルが物議を醸す形で警官に使用される事例は、現実世界でもあることだ。このシンボルは長年、アメリカで軍隊や警察、白人至上主義者や右翼団体によって抑圧のシンボルとして無許可で使用されてきた。パニッシャーの原作者であるジェリー・コンウェイはキャラクターを誤解しているとして苦言を呈してきていたが、2020年にブラック・ライブス・マターのデモ参加者と戦う警察官がこのシンボルを身に着けていたことで一層の物議となると、「無法な警察の抑圧からこのシンボルを取り戻す」と声明を述べたことがある。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」はディズニープラスで独占配信中。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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